『[20巻] ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里』のカバーアート

[20巻] ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里

(KADOKAWA)

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[20巻] ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里

著者: 櫛木 理宇
ナレーター: 岩崎 愛
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このコンテンツについて

黒沼家の分家筋にあたる白葉家はオシラサマのいる神社だ。33年に一度の特殊な儀式を見守るために、オカ研部長とその従弟である黒沼コンビが山深い白良馬村へ向かう。白葉家の本家は、娘が失踪し、長男は警察沙汰になっていた。一方、オカ研には、ある学生が相談に来ていた。それは、父親が脳卒中になり、その後サイコメトラーになってしまったという。刑事は、書置きを残して失踪してしまったという。向かった先は、白良馬村。オカ研メンバーも村へ向かうことに。元刑事が追う未解決少女連続失踪事件と、オシラサマ伝説が複雑に交差する時――事件が動いた。子を思う親の気持ち、性情、伝説が隠した真の闇――すべてのパズルがラストで見事に解明する、デビュー10周年の櫛木理宇が描く、本格ホラーミステリー。森司とこよみの恋の進展にも大注目!!©Riu Kushiki 2022 (P)KADOKAWA ミステリー
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最も関連性の高い
今回は初っ端から飛ばした展開で、鈴木くんから始まる能力者全員がWi-Fiで接続される流れとかおじさんの初心者ならではの能力を持て余す様子とかずっと心の声が漏れ続けている森司の今後の身の置き方を心配したりだとか色々と目新しい内容にハラハラし、いつもと異なる長編の醍醐味を味わえた。

中でも長らく闇に閉ざされていた部長の過去が少し明かされ、出生の秘密に未だ囚われている彼が
『罪のない子供に怒りをぶつける者を僕は許容できない』
とこぼすシーンはあえて明るく振る舞うことを念頭に生きている彼の心情を想像して涙が出る。
また、和泉ちゃんが彼を名前で呼ばない理由もここで初めて知れ、改めて2人の絆を感じることができた。

前回の長編のではこのシリーズは長編には向かないのかもと思っていたが、今回はだれるどころか短いくらいでまだまだ聴いていたかった。
おじさんサイコメトラーの裏話や森司の心の声を聴いてしまった車内の別目線、森司は車内でどのような姿勢だったのか?など『あと少し!』と思わせるのが巧い。
また、毎回楽しみな男子飯シリーズはおあずけだが草食男子たちがガツガツ食べるシーンで満足を得られるという趣向も新しい。

部長の過去

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