
小川未明童話全集 9
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パンローリング
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小川 未明
このコンテンツについて
小川未明と聞いてピントくる人は少ないのではないでしょうか?
小川未明は数多くの作品を残していることから、「日本のアンデルセン」、日本児童文学の父」と称されています。生まれは1882年(明治15年)、新潟県高田(現上越市)。坪内逍遙などから学び、後に逍遥から「未明」の号を授かります。1961年(昭和36年)、享79歳で没。没後は上越市により新人発掘のコンクール、小川未明文学賞が創設されています。
9巻に収録
「眠い町」
私はこの少年の名を知らないので仮にケーと名づけておきます。
世界旅行をしているある日、ケーは「眠い町」という名の不思議な町に行きました。
活気がなく、寂然とした町で建物は古びて壊れたままでした。どうして「眠い町」という名がついているかというと、この町を通る旅人は自然と体が疲れて眠くなるからです。
この話が伝わり、旅人はこの町を通ることをおそれるようになりました。
ケーは人々がおそれるこの町に行くことにしました。町に入るとケーも同じく眠くなり、いびきをかいて寝入ってしまいました。
自分を揺り起こしているように感じ驚いて起き上がりますと、大きな袋をかついだ一人のじいさんが立っていました。じいさんはケーに頼みごとを聞いてくれないかと言いました。
じいさんは新しい人間が来て私の領土をうばい、鉄道をしいたり電信をかけたりし、自然を壊された。私が背中にしょっている袋の中にある砂をかければ、どんなものでもすぐに腐り、疲れてしまう。この砂を分けるので、世界を歩くときにまいてくれとケーに言いました。
ケーは頼みごとを聞くことにし、アルプス山中を歩いているときに砂をまいてみました。すると・・・。。
収録作品
眠い町
糸のない胡弓
馬車と子供たち
くもと草
白すみれとしいの木
すずめを打つ
戦争はぼくをおとなにした
船でついた町
愛は不思議なもの
二人の少年
ねことおしるこ
めくら星
谷にうたう女
木の上と下の話
はたらく二少年
子供と虫
春
すずめ
夢のような昼と晩
花の咲く前
駄馬と百姓
風船虫
角笛吹く子
生きている看板
赤い魚と子供
はちの巣
空晴れて
二度と通らない旅人
ふるさと
岩と起重機の上で
ゆずの話
風はささやく
少年の日二景
しんぱくの話
金が出ずに、なしの産まれた話
やんま
つばめと紅すずめ
紅いチューリップ
ボートを造る日
ひすいを愛された妃
政ちゃんと赤いりんご
町のおうむ
幼友だち(一)
幼友だち(二)
お母さんのさいふ
小鳥と兄妹
竹馬の太郎
(c)2017 Pan Rolling
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「赤い船」
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やがて、露子が11歳のとき東京のある家に行くことになりました。その家は立派でオルガンのほかにピアノ、蓄音機などがありそれらの音を聞く度に遠い国からきたのだろうと考えていました。その家にはちょうど露子のお姉さんにあたる娘がいました。お姉さんがピアノを弾くと、露子は母、父、村の小学校のことなどを思い出して、涙が出るのでした。
初夏のある日のこと、露子はお姉さんと海辺へ遊びに行きました。沖には赤い筋の入った一そうの大きな汽船が通り過ぎるのが見えました。お姉さまは露子にあの船は幾日もかかって外国に行くのだと教えてくれました。露子はあの赤い船にはどんな人が乗ってなにをしているかと考えました。露子はどうしても赤い船の姿を忘れることができませんが、船は波の中に隠れて煙が一筋空に残っていくばかりです。
あくる日、露子は窓のそばで赤い船はいまごろどこを航海している
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煙突と柳
いろいろな花
木と鳥になった姉妹
二人の少年
汽車の中のくまと鶏
春がくる前
本にない知識
おおかみと人
世界でなにを見てきたか
山の上の木と雲の話
小さな赤い花
金の魚
犬と犬と人の話
大きなかに
星の世界から
北の国のはなし
少年の日の悲哀
青いボタン
町のお姫さま
花と少女
河水の話
青い石とメダル
一本の釣りざお
春さきの古物店
犬と人と花
子供と馬の話
つばめと乞食の子
夏とおじいさん
かめの子と人形
金持ちと鶏
こまどりと酒
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