『実説 城谷怪談「べいんべいん」』のカバーアート

実説 城谷怪談「べいんべいん」

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実説 城谷怪談「べいんべいん」

著者: 城谷 歩
ナレーター: 城谷 歩
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実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。 幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。 そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「べいんべいん」(28分)
紫さんという女性の体験談。会社員の紫さんはその日も朝早く仕事に向かうため電車に飛び乗った。
通勤ラッシュでぎゅうぎゅうの混雑ぶりは、電車から降りた駅の構内も同じことだった。
それでも毎朝のことで慣れっこの彼女は大勢の人波に乗って地下階へ降りる階段を目指していた。
(眠いなぁ……)とぼんやりしていると行く手の階段の様子がおかしい。
上り下りでいつもなら隙間なく混んでいる階段、中央部分がスカスカで人波が外側に膨らんでいる。
どうやらリュックを背負ったTシャツの男がゆっくり地下階へ向かっており、その人物を避けているためのようだった。©2021 Wataru shirotani
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