『ep.509 スリランカ最大の聖地「仏歯寺」へ!人々の祈りの熱量に圧倒される』のカバーアート

ep.509 スリランカ最大の聖地「仏歯寺」へ!人々の祈りの熱量に圧倒される

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\スリランカ旅16/朝5時半、まだ薄暗い仏歯寺には、すでに大勢の人が集まり祈りを捧げていました。お供物を抱えながら前へ進もうとする人々の姿から、この場所がスリランカにとってどれほど特別な存在なのかが伝わってきます。優しいご夫婦との出会いもあり、忘れらない体験となりました。💡ディヤワダナ・ニラメとは?ディヤワダナ・ニラメは、キャンディの仏歯寺、Sri Dalada Maligawa / Temple of the Sacred Tooth Relic の俗世側の管理者です。現在のプラディープ・ニランガ・デーラ氏は、2005年に第19代ディヤワダナ・ニラメに選ばれ、2015年、2025年にも再選されています。仏歯寺公式プロフィールでは、3期連続で選ばれた初のディヤワダナ・ニラメと説明されています。‼️ディヤワダナ・ニラメの選挙は市民選挙ではないディヤワダナ・ニラメは、一般市民が直接投票して選ぶ役職ではありません。Buddhist Temporalities Ordinance では、空席が出た場合、マルワットゥ寺・アスギリヤ寺の大僧正、キャンディ地方の行政関係者、キャンディ王国圏内のデーワーレのバスナーヤカ・ニラメ、一定以上の収入がある寺院の管理者などが会議に召集され、選挙を行う仕組みになっています。投票は秘密投票です。つまり、血筋だけで決まる世襲ではありませんが、現代的な普通選挙でもありません。宗教・伝統・行政関係者による、かなり限定された選挙人団の選挙です。🕰️2025年の選挙2025年11月7日、プラディープ・ニランガ・デーラ氏は3期連続でディヤワダナ・ニラメに選ばれました。投票総数362名のうち195票を獲得。過半数181票を大きく超えての圧勝です。次点の候補は50票、その次は13票。投票差の大きさが支持の厚さを物語っています。2005年から2035年まで、30年間同じ人が務めることになります。👂スリランカ人の仏教を深く愛しているクマラさんの現地感覚キャンディで働くスリランカ人のクマラさんによると、現地ではディヤワダナ・ニラメの選挙について、旧貴族同士の激しい権力闘争というイメージはあまりないそうです。複数の候補者は出るものの、現在の代表が20年近く続いており、かなり圧倒的で、競争としては強くない印象とのこと。選挙後に悪評が出ることもあるが、人々はあまり信用していないそうです。また、市民の感覚では、ディヤワダナ・ニラメは政治家というよりキャンディ文化の代表。政治面ではキャンディの行政トップ、文化面ではディヤワダナ・ニラメ、という役割分担の認識があるとのことでした。❓バスナーヤカ・ニラメとは?バスナーヤカ・ニラメは、デーワーラヤの俗世側の管理者です。デーワーラヤは、仏教寺院というより、神を祀る聖地・神殿のような性格を持つ場所です。Buddhist Temporalities Ordinance でも、バスナーヤカ・ニラメを置く慣習があるデーワーレでは、そのバスナーヤカ・ニラメが trustee、つまり管理受託者になると定められています。ざっくり言うと、仏歯寺の俗世側トップがディヤワダナ・ニラメ、カタラガマのようなデーワーラヤの俗世側トップがバスナーヤカ・ニラメ、という理解で大きく外れません。🤝カタラガマとのつながり私たちが訪れた(ep.501に収録されている)カタラガマは、ヤーラ野生保護区の近く、メニック川沿いにある多宗教的な巡礼地です。仏教徒、ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒まで訪れる聖地と説明されています。現在のディヤワダナ・ニラメであるプラディープ・ニランガ・デーラ氏は、仏歯寺に来る前に、ルフヌ・カタラガマ・デーワーラヤとサバラガムワ・サマン・デーワーラヤでバスナーヤカ・ニラメを務めていました。そのため、カタラガマ、ペラヘラ、象、仏歯寺、ディヤワダナ・ニラメは、それぞれ別々の話ではなく、スリランカの宗教・伝統・権威の仕組みの中でつながっています。🐘象について今回のエピソードでは、仏歯寺の敷地内で鎖につながれた象を見た体験を話しています。クマラさんによると、ディヤワダナ・ニラメは象を所有しているとのことでした。(個人所有の詳細は公開情報だけでは断定できませんでした)一方で、...
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