エピソード

  • 2026-5-9OA 安全保障は動的に考えないとだめ
    2026/05/09

    <メインテーマ>安全保障は動的に考えないとだめ
    <要旨>
    ① 防衛装備移転が紛争抑止になるというが、その前提の検証がない(=安全保障のジレンマ)
    ② 安全保障を静的に扱っており、装備移転後の状況変化への対応等の動的な視点が欠如
    ③ 同志国の定義がなく、裁量の恣意性と不可逆性のリスクがある
    ④ 何より経済が軍事産業に依存すると、後戻りできなくなる
    <お口直し>
    Steely Dan 「The Royal Scam」(1976年)より「Green Earrings」
    Steely Danの作品で一番好きなのは、Larry Carltonのギターが冴え渡るこのアルバム(邦題は「幻想の摩天楼」)。
    「Green Earrings」では抜群のリズムセクションにご注目!

    続きを読む 一部表示
    9 分
  • 2026-4-11OA「「依存」を「監視」という武器に転換しよう」
    2026/04/11

    <メインテーマ>「「依存」を「監視」という武器に転換しよう」

    ① 安全性を軽視する事態が続く原発業界

    ② これらを個別の問題ではなく、システム=構造の問題と捉えることが重要

    ③ 核心は、市民が十分に説明されないまま「合意していること」にされていること

    ④ その構造の中にいる私達にできることは、「依存」を「監視」という武器に転換すること


    <お口直し>

    Steve Winwood 「ABOUT TIME」(2003年)より 「Why Can’t We Live Together」

    マイアミ・ソウルを支えたキーボードプレーヤー Timmy Thomas の1972年の名盤のタイトル曲。Timmyがこの曲を書いたきっかけは、ベトナム戦争の戦死者数を報じているラジオを聴いたことだそうです。

    続きを読む 一部表示
    8 分
  • 2026-3-14OA「石油問題が戦争につながるという想像力を」
    2026/03/14

    ① アメリカのイラン攻撃は、国際法で違法とされる「予防戦争」に他ならない
    ② 日本も敵基地攻撃能力を強化中。これが合法な「自衛」を超えて「予防戦争」に発展する恐れもある
    ③ 戦争は常に「自衛」の名のもとに行われてきた。過去から学んで想像力を鍛える必要がある

    <お口直し>
    XTC 「Skylarking」(1986年)より「Summer’s Cauldron~Grass」 
    彼らがビートルズの最も正統な継承者であることがわかる作品
    ちなみにSkylarkingとは「馬鹿騒ぎ」のこと

    続きを読む 一部表示
    9 分
  • 2026-2-14OA 「やったもん勝ちは認めない」
    2026/02/14

    ① ポジティブに変革をメッセージした高市氏の作戦勝ちだった、今回の総選挙
    ② でもそこに至るプロセスには議院内閣制、国会の重要性、民主主義の観点から大きな問題点があった。核心は、本来は国会で引き受けるべき緊張や不安定さを、全て選挙という外部装置に投げていること
    ③ この「やったもん勝ち」を認めないためにも選挙以外の政治的意思表明を続けていくべき

    <お口直し>
    Carlos Aguirre 「Orillania」(2012年)より「El homble que mira el mar」

    カルロス・アギーレは1965年アルゼンチン生まれのシンガー・ソングライター。このアルバム「オリジャニア」は私がアルゼンチンの最新の音楽に出会うきっかけとなったもの。
    曲の邦題は「海を見つめる男」。中の歌詞に「希望の風はなんと強いんだろう、たくさんの帆が風を受け膨らんだら」という箇所があって、それを知らずにこの曲を選んだことに何か嬉しくなりました。

    続きを読む 一部表示
    8 分
  • 2026-1-10OA「A HOUSE OF DYNAMITE」
    2026/01/10

    <メインテーマ>「A HOUSE OF DYNAMITE」

    ① ベネズエラでの剥き出しの暴力を踏まえ、これからはアメリカ抜きで安全保障を図ろうとする動きが強まる
    ② 看過できない、首相補佐官の「核保有」発言
    ③ 映画「A HOUSE OF DYNAMITE」が突きつける、「核抑止論は幻想」という現実
    ④ 「核を使う事」を前提にする核抑止論には、日本は倫理的に立脚出来ないはず


    <お口直し>
    Donny Hathaway「LIVE」(1972年)より「What’s Goin’ On」

    マーヴィン・ゲイがこの曲を発表した、わずかその半年後の1971年8月にドニーはライブでこの曲を演奏しました。
    超有名曲で多くの人がカバーしていますが、最高のライブ演奏が聞かれるこのバージョンが私は一番好き。

    続きを読む 一部表示
    9 分
  • 2025-12-20OA「存立危機事態」発言の何が問題か
    2025/12/20

    <メインテーマ>「存立危機事態」発言の何が問題か

    ① 台湾有事についての高市発言の問題を正しく把握
    ② この発言がアメリカにとっても迷惑な訳
    ③ 全ては防衛産業・軍事産業を日本の経済成長の源にしようとする流れ

    <お口直し>
    長谷川きよし「ACONTECE」(1993年)より「忘却」
    原曲はアストル・ピアソラの「オブリビオン(Oblivion)」(映画の挿入歌)
    日本人男性歌手の最高峰の歌声に酔いしれてください。

    続きを読む 一部表示
    9 分
  • 2025-11-8OA 自民と維新は「連立政権」やないよ
    2025/11/08

    <メインテーマ>自民と維新は「連立政権」やないよ
    ① 与党とは? 内閣が国会に対して連帯して責任を負うとは、どういう事?
    ② 閣外協力はその連帯責任を負わない関わり方なので、連立政権ではない
    ③ そんな無責任な維新と組んで自民党が進めようとしている方向は、一言で言えば「企業経営の論理」を政治に持ち込むことでは?

    <お口直し>
    Michel Petrucciani Trio 「Trio in Tokyo」(1999年) より「Little Peace In C for U」

    先月亡くなった偉大なベーシストAnthony Jacksonを偲んで。1997年のBLUE NOTE TOKYOでのLive。Michelのピアノ、AnthonyのベースにSteve Gaddのドラム。エレクトリック・ベースによるジャズのピアノ・トリオの最高峰

    続きを読む 一部表示
    8 分
  • 2025-10-11OA 凡庸な悪
    2025/10/11

    <メインテーマ>凡庸な悪
    ① 大川原加工機冤罪事件で印象に残った「上から言われてやってるだけ」
    ② ハンナ・アーレントの「凡庸な悪」を生み出すものは「思考停止」
    ③ 思考停止せず声を上げる人を社会が守ることが大切
    <お口直し>

    Elvis Costello & Burt Bacharach 「Painted from Memory」(1998年)より「In The Darkest Place」
    どれ選ぼうか迷うぐらいの名曲揃いのアルバムの中から冒頭のこの曲を。コステロが切々と唄いあげます。

    続きを読む 一部表示
    9 分