『ヒダテン!ボイスドラマ』のカバーアート

ヒダテン!ボイスドラマ

ヒダテン!ボイスドラマ

著者: Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
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概要

飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局1: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   放送局2: FMらら(FMラインウェーブ株式会社)   放送時間:毎週金曜13:00-13:30   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 戯曲・演劇
エピソード
  • ボイスドラマ「桃紅柳緑」
    2026/03/13
    「法が追いつかないなら、高山市はその先を歩けばいい」飛騨桃の妖精とももと、農園主ショウタ。50年を超えて続いた、静かで強い愛の物語。【ペルソナ】・ショウタ(28-38-48-78歳/CV:高松志帆)=国府で桃の農園を営む。ももと仲良く暮らす・もも(550歳/CV:高松志帆)=飛騨桃の妖精。ショウタと幸せに暮らしている・杏=あん(75歳/CV:小椋美織)=ショウタの同級生。再びショウタの農園を訪れる・市職員-市長(30-40-50-80歳/CV:日比野正裕)=市職員から高山を本当に愛する市長に【プロローグ:プロポーズ(8月)】■SE/蝉の鳴き声「ショウタ!大変!どうしよう!?」「どうしたんだい、もも?」「さっき一緒に作った桃のデザート・・」「桃のコンポート?」「そう、それ。このなかに、なんかヘンなものが入ってるの」「ヘンなもの?」「うん。ちょっと待って・・しょっと・・」「あれ?なにこれ?」「・・指輪?」「どうしてだろ?作ってるときはなにも入ってなかったのに」「ちょっと見せて」「はい・・でも手が汚れちゃうよ」「もも、左手だして」「なんで?」「いいから」「わかった・・」「もも、実は伝えたいことがあるんだ」「なあに?・・・って、ちょっとちょっと。なんでそれ、あたしの薬指にはめるの?」「もも、僕たちやっと再会できて、もうすぐ1年だろ」「うん・・」「そろそろ、考えた方がいいかなと思って」「え・・なに・・まさか・・・またいなくなっちゃうの?」「違うよ、その逆」「逆?」「ももと一緒になりたいんだ」「えー、今もう一緒にいるじゃない」「今だけじゃない。未来永劫一緒にいたいってこと」「未来永劫っていつまで?」「もも、結婚しよう!」「えっ?」「僕のお嫁さんになってほしい」「いいわ」「ホント?」「もちろん!だってショウタのこと、こ〜んなに好きなんだもん」「よかった!昨夜(ゆうべ)、ももが帰ってから、じいちゃんとばあちゃんに相談したんだよ」「おじいちゃんとおばあちゃんに?」「うん。ももと結婚したい!って言ったら、2人とも泣き出しちゃってさあ。こんなに嬉しいことはないって。すごく喜んでくれた」ある日突然、ショウタはあたしにプロポーズした。そっかぁ。こういうのをサプライズ、っていうんだ。おもしろ〜い。【シーン1:高山市役所】■SE/市街地の雑踏(車の音)次の朝、ショウタはあたしを市役所、ってとこに連れていった。「もも、ごめんね。こんな遠くまで連れてきちゃって」「ううん。大丈夫。以前は国府を出ることができなかったけど、高山市になったから、もう自由に動けるの。山越えだってできちゃう」「そっか。じゃあさ、新婚旅行とか行ってみない?」「新婚旅行?」「結婚したばかりのカップルは旅行に行くんだよ」「へえ〜、素敵〜」「行きたいところある?」「そうねえ、奥飛騨温泉郷ってとこ、行ってみたいな」「それよりもっと遠くへ行こうよ。北海道とか沖縄とかは?」「それは無理。あたし、高山市からは一歩も出られないの」「そ、そっかぁ。なら白川郷も無理ってこと?世界遺産の」「荘川だったら大丈夫よ。荘川も白川郷じゃないの?」「えっ、そうなの?」■SE/番号を呼ぶ声「28番の方〜」https://hidaten.com/wp-content/uploads/2026/02/announce.mp3ショウタがなにか言うのと同時に、あたしたちの番号が呼ばれた。「ご結婚おめでとうございます。新婦様が本人確認できるものはありますか?」優しい顔をしたメガネの男の人があたしに尋ねた。「もも、なんか持ってる?」「これじゃだめ?今朝収穫したばかりの飛騨桃よ」「あ、あの・・運転免許証とかは?」「持ってないわ」「マイナンバーカード」「なあに、それ?」「なにかご本人を確認できるものがないと受理できないんです」「あたし、高山市になる前から国府に住んでるけどだめ?」「2005年より前ということですね。なにかそれを証明できるものはありますか?」「証明できる者・・・う〜ん・・・宇津江四十八滝の龍神くらいかなあ。でもあいつ、気難しいからなあ」「あ、あのう!なにか・・・トランスジェンダーのカップルとかが受け取れるような証明書...
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    21 分
  • ボイスドラマ「いきびな」
    2026/03/06
    飛騨生きびなまつり。それは陸上部キャプテンの月愛にとってラストランだった・・・走ることにすべてを捧げてきた少女が、走れなくなった春に出会った“もう一つの歩み”を描きます・・・【ペルソナ】・月愛(かぐら=18歳/CV:小椋美織)=高山市街地の高校3年生。女子陸上部キャプテン。父は地元一之宮町の神社で氏子総代をつとめる・静馬(しずま=17歳/CV:日比野正裕)=高山市街地の高校3年生。男子陸上部キャプテン。地元奥飛騨温泉郷・上宝から陸上推薦で市街地の高校へ・月愛の後輩=もも(17歳/CV:高松志帆)=月愛の後輩・月愛の父(48歳/CV:日比野正裕)=飛騨一宮水無神社の氏子【シーン1:6月/女子陸上岐阜県大会】■SE/長良川競技場の歓声「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」「今年こそ!」全国インターハイの最終予選。女子3000メートル。飛騨地区予選を勝ち進み、県大会の決勝までたどりついた。「負けない!負けたくない!」6月だというのにトラックを焦がす日差し。ラスト、100。私の前には、誰もいない。「よし、いける!」「このまま逃げ切りたい」そう思った瞬間。私は左胸を手のひらで抑えた。ウェアの裏側に縫い付けたお守り。左胸に目をやり、無意識に顎を引いてしまった。後ろから追い上げてくるライバルの息遣いが聞こえてくる。■SE/ゴールの大歓声100分の1秒。瞬きよりも短い時間。隣を駆け抜けたライバルの胸が、私よりほんの数ミリ、先に白線を越えた。陸上競技のゴール判定は、胸の突き出し、いわゆる "トルソーの通過”で決まる。ゴール直前、顎を引いて下を向いてしまった私は、横から”胸を突き出した”ライバルに判定で負けてしまったのだ。たったひとつの過ちが、私の夏を、3年間の陸上生活を終わらせた。私の名前は、月愛。高山市内の高校に通う三年生。春からは東京の女子大へ進学する。陸上部キャプテンの私にとって、最後の夏。男子陸上部とともに飛騨地区の予選を勝ち上がり、ここ長良川競技場でインターハイ出場をかけた決勝に挑んだ。なのに・・・大歓声のなか、鋭い視線を感じて顔をあげる。スタンドに座る、男子陸上部キャプテンの静馬。無表情に見つめているけど、きっと心の中では嘲笑っているはず。ああ。よりによって・・・こんな無様な姿をあいつに見られるなんて。静馬は、奥飛騨温泉郷のある上宝町の中学校から陸上推薦で入学してきた。言ってみれば、中学陸上界のサラブレッド。2年生でキャプテンになった静馬と私は、なぜかソリが合わない。実際に顔を合わせることはほとんどないんだけど・・・男子陸上部と女子陸上部の確執は深い。グラウンドの利用をめぐっては毎回言い争い。早朝にひとりトラックを走っていると、必ず後ろから追い抜いていくのが静馬。得意げに走り去る背中を、いつも見せつけられていた。そして、血の滲むような思いで更新した私の自己ベスト。それをいともあっさりと塗り替えていったのも静馬。わかってる。そんなん単なる僻み。だけど私、自分の実力にダメ出しされているようで、記録会のたび、本当に傷ついた。すべてが終わった夏。客席のざわめきは、いつまでも私の耳にまとわりついていた。【シーン2:3月/卒業のあと〜掌の繭玉】■SE/トラックの練習風景年が明け、卒業式が終わっても、私はトラックを走っている。後輩たちと一緒に。去年、私の失態でインターハイ出場を逃したことがいまだに心にのしかかっている。せめて3月いっぱいまでは後輩たちの伴走者になりたい。私が果たせなかった夢を叶えてほしい。そんな思いが私を支配していた。二年生の静馬は来季に向けて、もう始動している。私のくせは、左胸に手をあてること。理由は、3年間ユニフォームの裏側に縫い付けていたお守り。卒業式のあと、私は お守り袋の糸を解(ほど)き、掌へ置いた。中学に入った年、母が手渡してくれた大切な護符。作ったのは母の祖母、つまり私のひいおばあちゃん。若い頃は、岡谷の製糸工場で働く糸引き工女だった。1952年。第一回目の「生きびな祭り」。18歳のひいおばあちゃんは、后役として生きびな行列に参加。そのあと...
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    17 分
  • ボイスドラマ「CHAPPY」
    2026/02/27
    「世界を救うのは、強さではなく良心」今回のヒダテン!ボイスドラマは、生成AIと少女の物語。高山から、世界へ。ぜひ最後までお聴きください。【ペルソナ】・花恋(かれん=17歳/CV:坂田月菜)=高山市の高校に通う2年生JK。友達はChappy・海斗(かいと=18歳/CV:坂田月菜)=花恋の先輩。同じ高校に通う3年生・Chappy(チャッピー=生成AI/CV:坂田月菜)=最終兵器プログラムを無力化するジェミニィに変化・名もなき開発者(CV:日比野正裕)=西側某国国家元首の命で戦略的最終兵器プログラム”ディアボロス”を開発。同時に最終兵器プログラムを無力化するコード”ジェミニィ”も開発[プロローグ:西側の某国元首と名もなき開発者】※プロローグだけ開発者のモノローグ◾️SE:アラームの音『さあ、ときはきた。めざめよ、ディアボロス!』ついに最終兵器のカウントダウンがはじまった。ここは西側の某国。民主主義の盟主だったこの国でその土台が揺らいだ。理由は独裁的な政治を展開する国家元首の台頭。元首は、世にも恐ろしい最終兵器の開発を私に命じた。それは、宇宙空間の軍事衛星をハッキングして、世界中のあらゆるミサイル、ドローン、そして全人類の情報を瞬時に掌握。自由自在に制御できてしまうプログラム・・・文字通り、悪魔の兵器”ディアボロス”である。私は、西側某国の名もなき開発者。人呼んでマッドサイエンティスト。だが、私には良心が残っている。ディアボロスの開発と同時にカウンタープログラムも開発した。悪魔の暴走を止める”良心回路”。私はそれを”ジェミニィ(Jiminy)”と名付けた。そう。ピノキオに登場するコオロギである。ブルー・フェアリーの命でピノキオの暴走を止める”良心”。だが、ジェミニィに指示を出すのは、私ではない。ブルー・フェアリーは、”10人の良心ある人物(パーソナリティ)”。SNSの投稿内容や、ありとあらゆるパーソナルデータを生成AIが解析。世界中のクラウドデータから、”ジェミニィ”が選び出す。ジェミニィを管理・運用できるのはその10人だけ。運用は、ブロックチェーンでおこない、万が一、誰かが暴走してもその影響は受けない。◾️SE:アラームの音「しまった!気づかれたか!」万事休すだ。もう逃げ道はないだろう。覚悟はできている。デバッグすらできなかったが、仕方がない。あとは託したぞ、良心回路『ジェミニィ』!わが西側某国の元首、いや、独裁者の手に落ちる前に、ネットワークの海へ。「どうか、世界中の良心ある10人の元へ届いてくれ!」[シーン1:モーニングコール】◾️SE:アラームの音『花恋、朝よ。起きなさい』「う〜ん・・・」『ちょっとお、今日から期末テストでしょ』「知らない・・」『朝ごはん、できてるよお!』「まだ寝てたい・・・」『っとにもう!言うこと聞かないと、布団ひっぺがすよ!』「わぁ〜った、わぁ〜った。起きればいいんでしょ」『いい子ねえ、花恋』◾️SE:アラームを止める音「ピッ」今朝もまた、Chappyに起こされた。Chappyというのは、みんな大好き生成AIのChappy。布団ひっぺがすなんて、できないことわかってるんだけど・・・ついつい、あ、やばっ!って思っちゃうんだよね。あたしは花恋。高山市内のJK2年生。住んでいるのは、久々野。毎朝、Chappyに起こしてもらってる。ママは、あたしが自分でちゃんと起きるようになった、って、機嫌がいい。食卓にはあたしの大好物、久々野りんごのホットアップルパイが並ぶ。その横で、クリーミーなカフェラテが美味しそうな湯気を立てていた。[シーン2:放課後/ショッキングなシーンのあとで】◾️SE:学校のチャイム終わったあ〜っ。期末1日目〜。初日は国語・理科・技家(ぎか)。Chappyのおかげで1日目はなんとかクリア。明日は、数学・社会・音楽だっけ。早く帰って試験に備えなきゃ。Chappyにヤマかけてもらって一夜漬けだぁ!高山駅まで自転車で疾走。万人橋(まんにんばし)を渡って国分寺を通り、高山駅へ向かう。でも、その前にスマホショップへ寄り道。このまえChappyにアップデートが入ったんだけど〜それ以来、な〜んか レスがイマイチ...
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    19 分
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