#42 ナイス実存(7)もしも笑わないクオッカがいたら
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口角があがり、笑っているような表情に見えることから
「世界一幸福な」と形容される動物、クオッカワラビー。
この動物の笑顔にあやかりたいと、生息地の西オーストラリア州ロットネスト島には世界中から観光客がやってきます。
「笑顔の秘密」と題された今回の物語に登場するのは、
一度も笑ったことがない(笑顔には見えない)ために「ブアイソ君」というあだ名までついてしまったクオッカです。
集団の標準から外れてしまった彼には、いったいどんな秘密があるのでしょう。
前世という設定には賛否があろうかと思いますが、
実は彼には、人間という現象だった時があり、
第一次大戦、第二次大戦と、人生の大半を戦争に翻弄された作家だったのです。
『動物哲学物語 ナイス実存』より、クオッカの章「笑顔の秘密」抜粋を朗読するとともに、サン=テグジュペリが母親に宛てた最後の手紙を、拙訳『星の王子さま』のあとがきから紹介します。
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