『#32 「色味を映画っぽくして」と頼んだだけ。プロと遜色ないグレーディングが、できた』のカバーアート

#32 「色味を映画っぽくして」と頼んだだけ。プロと遜色ないグレーディングが、できた

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Claude CodeとDaVinci Resolveを、MCPで繋いで動かしてみた。テレビ局に12年いたけど、編集ソフトはずっとEDIUSだった。でもPremiere、ましてやDaVinci Resolveは、ズブのド素人。DaVinci Resolveにいたっては、聞いたこともなかったレベル。局によって、使う編集ソフトが違う。文化が違う、ということでもある。色味と音楽は、人に任せる工程だった色味と、音楽。テレビでは人に任せていた2つの工程を、自分一人でできないか、と思って試した。そして、できた。それはディレクターの能力が、構成と、クリップの並びと、ナレーション。そこを突き詰めることだけになることを意味する。たとえばグレーディング。映像を見ていて、「本格的だな」と思う要素の一つに、色味がある。もちろん、実写の話をしている。生成したアニメやグラフィックは、専門外。人物がいて、景色があって。カメラで撮った映像にグレーディングをかけると、一気に本格的になる。彩度とか輝度とか言うけど、明るくしたり、暗くしたり。映画みたい、みたいな。これは基本的に、編集マンさんの担当。そしてつなぎ終わった後には、音楽がつく。BGMと、SE。MAさんに頼んで、つけてもらって、最終的に完パケとして戻ってくる。その工程を踏まないと、テレビはできなかった。そこを分業することこそが、日々番組を放送できる、肝だった。色味も本格的になって、音楽もついた状態で、やっと放送する基準に達する。複数の眼を通すことで、リスクもチェックできる。だからディレクターは実は、自分の作品の色と音を、最後まで自分の手で触ることは、ほぼなかった。「色味を映画っぽくして」と頼んだだけグレーディングに関しては、DaVinci Resolveが頭一つ抜けているらしい。先日、プロのエディターさんと話す機会があった。カットを並べたり、字幕を付けたりは、Premiereでやりましょう。ただ、色味のグレーディングは、DaVinci Resolveを使った方がいいでしょう。それが結論だった。プロがそう言うぐらいの機能を、Claude Code経由でどう動かしたか。僕はチャットで指示しただけ。「色味を映画っぽくして」と頼んだだけ。MP4で書き出した動画データを渡して、グレーディングしてくれ、と。できた。しかも6段階で、テストを並べてきた。6個作ってきて、どの色がいいですか、みたいな。中身も、プロのエディターがやったグレーディングと遜色ない。放送で使えるレベルだな、と思った。映像業界も大きく変わることを確信した。音楽がないと、チープに見えるオフラインで、音楽がない状態のプレビューを見せる。全然面白くないんじゃないか。いけてないんじゃないか。ディレクターは、めちゃくちゃそう思う。誰かにプレビューしてもらっても、未MAのものを見て唸る人はいない。みんなどこか、不満げだ。これは半分実力かもしれないけれど、もう半分は絶対BGMだ。音がないから出来上がりをイメージしづらく、評価が下しにくいのだ。だから曖昧な、反応となる。音楽ってやっぱり偉大で、映像に加わるだけで一気に本格的なVTRとして見れるようになる。その音の部分を、ディレクターがバッキバキに自分でやる。BGMをつけて、素材音とレベル調整して、どこは喋りを聞かせて、どこはBGMを上げて、フェードなのか、どうか。そういうのをやっている人は、僕は見たことがない。普通音楽はMAさん。任せる。そういう状態だった。でもそれも、できた。この喋り終わりでつけて。この喋り終わりで、徐々に聞かせて。何秒から何秒まではナレーション。細かく言っていくと、対応してくれた。どこから聞かせるかも、フレーム単位。結構、自由自在。半端ない。どうやってやったんだよ、これ。何それ。俺もよくわかってないAPIを使ったんじゃない。全部ローカルの、ffmpeg。何それ。俺もよくわかってない。無料の音声動画処理エンジンがローカルにあって、それをClaude Codeが使っている。BGMは無料のフリー音源を見つけてきて、当てはめてくれる。確認だけど、僕は商業利用していない。権利がフリーな音源を当ててみて、使えるかどうかを今、判断している段階。手応えは、十分だ。グレーディングとMAは、...
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