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#170【通史】世界史⑧中世ヨーロッパの発展22:イタリア

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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第153回目は「イタリア」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。


◇オリジナル基本

875年にカロリング朝のイタリア王統が断絶すると、イタリア半島は有力な諸侯による王位争奪戦が繰り広げられ、混乱と分裂の時代が続いた。962年に神聖ローマ帝国が成立すると、イタリア北部は帝国の「イタリア王国」として形式的にその支配下に入る。


歴代の皇帝は、実質的に支配するため、軍事介入や人事介入を繰り返すイタリア政策を推し進めた。しかし、しばしばローマ教皇や、台頭する都市との激しい対立を引き起こし完全な支配は上手くいかなかった。


皇帝権力の不徹底に乗じて、特に11世紀以降、北・中部イタリアでは、市民が自治権を獲得したコムーネ(自治都市)が数多く成立する。ヴェツィア共和国、メディチ家が台頭するフィレンツェ共和国、そしてミラノ公国などが名高い。


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