075.療育のススメ① 療育の目的は「生活上の困難さを減らす」こと
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概要
療育支援の本来の目的は 「発達の遅れを埋めること」ではなく、その子の特性によって生じる「生活上の困難さ」を環境調整&運動発達支援により減らしていくことが大切です。
困難さは、以下のようなものがあります。
①感覚刺激への過敏さ
②注意集中のコントロールの難しさ
③コミュニケーションの特性
④実行機能の弱さ
発達障害の診断を受けている子どもさん全員が、「発達のスピードがゆっくり」と思われがちですが、現在では、「神経発達症」という診断名の通り、脳からの神経伝達の特性から、日常生活で必要となるスキルやパターンを手にすることに困難さが現れている、と考えて頂きたいのです。
脳の情報処理の仕方に様々な特性がみられるために、読み書きなどの学習方法や、友人との関係性の作り方など、年齢とともに発達段階にそって獲得していく技能が、滞ってしまったり、悩みが大きくなったり、することがあるのです。その結果として「生きづらさ」が生まれます。
「固有受容覚」の活性化
筋肉や関節、腱のセンサー(筋紡錘・腱紡錘)が身体の位置、動き、力の入れ具合を感じ取って調整をする能力を活性化することが重要です。主に、力加減の調整、運動コントロール、姿勢保持、身体の地図(ボディーイメージ)の把握、バランス感覚の維持に不可欠であり、スムーズな日常生活動作を可能にします。
このようなことから、乳児期から幼少期にかけて「身体を動かすことで、バランス感覚を身につける経験」をいかに沢山してきたか、経験や体験から身体の使い方を学んできたか、ということが重要であることがわかります。このような理由で、私は運動療育学をみなさんにお伝えしたいと思って発信を続けています。
「運動という選択肢があることを多くの方に知っていただきたい」と感じています。
それぞれの運動は、セミナーの中でご紹介しています。原始反射については、動画とテキストで学べるようにしてありますので、ご参照ください。
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