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#11-01「賢い鉱夫生活:明治後期の炭鉱夫、働くのは月に10日?!」(森本真世准教授・前編)

#11-01「賢い鉱夫生活:明治後期の炭鉱夫、働くのは月に10日?!」(森本真世准教授・前編)

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【今回のトピック】

今回は、社会科学研究所の森本真世准教授をお迎えします。

ご紹介いただくお話は、その名も『賢い鉱夫生活』。炭鉱労働をテーマに、明治後期に操業されたある炭鉱の人事日誌を読み解く研究について伺います。

舞台となるのは、1902年から1907年に操業された福岡県筑豊地方の炭鉱。およそ800日にわたって残された人事日誌には、鉱夫の出勤状況、事故や事件、欠勤の理由などが日々記録されていました。

なぜ鉱夫たちは定休日以外にも仕事を休んでいたのでしょうか。五節句やお盆・正月、神事・仏事・軍事など、人々の暮らしのリズムは労働とどのように結びついていたのでしょうか。

一見すると「小ネタ」のような日誌の記録から見えてくるのは、企業が求める働き方と、鉱夫たちが大切にしていた生活リズムとのギャップでした。

歴史資料を読み解くことで見えてくる、教科書には載らない人々のリアルな暮らし。
日本経済史研究の面白さを、ぜひお聴きください。

#日本経済史 #炭鉱 #労働史 #一次史料 #労務管理 #歴史研究

【参考資料】

「麻生藤棚第二坑における管理の実態:「日誌」の分析」(麻生グループ150周年プロジェクト委員会編)『麻生百五十年史』株式会社麻生、806-809頁、2023年2月。

「危機対応と共有信念:明治期における鉱山技師・石渡信太郎を事例として」、東大社研・玄田有史・飯田高編、『危機対応の社会科学上 ―想定外を超えて』、東京大学出版会、217-239頁、2019年11月。

「過渡期炭鉱業の労働市場と労働組織-筑豊麻生炭鉱における鉱夫の募集と管理-」、『社会経済史学』、第81巻3号、127-149頁、2015年11月。

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話し手:森本真世

東京大学社会科学研究所准教授。専門は日本経済史。

2016年に東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)取得。東京大学大学院経済学研究科助教を経て、2017年に東京大学社会科学研究所に着任。2021年より現職。

https://researchmap.jp/morimotomayo

聞き手:寺澤さやか

東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

https://researchmap.jp/terazawasayaka

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東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

https://iss.u-tokyo.ac.jp/

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音声編集:A. Kawamata

文章:R. Iwanaga

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