#008「鉄鋼業の脱炭素化に向けて」
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二酸化炭素の排出量が年間10万トン以上の企業に対して「排出量取引」制度への参加を義務づけることなどを盛り込んだ「GX=グリーントランスフォーメーション推進法」が、2026年度から施行されます。中でも建設業や自動車産業など多くの需要を持つ鉄鋼業は産業界におけるCO₂排出量の約5割を占めており、脱炭素化が喫緊の課題です。従来の石炭を使って鉄を製造する高炉から水素直接還元製鉄や電炉化によるグリーン鉄への転換というCO2の排出削減策が整いつつある一方、実現にはコストや水素供給体制など多くの課題もあります。2050年までのカーボンニュートラル実現の鍵とも言われる「鉄鋼業の脱炭素化」に向けて必要なことは何なのか。シニアマネージャーの西田裕子さんに伺いました。
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