『麻のズボンを繕う』のカバーアート

麻のズボンを繕う

麻のズボンを繕う

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お盆を過ぎ、幾分やわらいできた夏の暑さ。何年か前に自分で縫った紺色の麻の長ズボンは、毎日のように身につける夏の相棒です。洗うたびに柔らかく肌に馴染んでいく一方で、擦れる場所には少しずつ穴が育っていきます。

端切れを当てて、ミシンをカタカタと走らせる時間。ツギハギだらけになった不格好なズボンに愛着が湧くのは、それが暮らしや時間を重ねてきた証だからかもしれません。

少し涼しくなった夕暮れの風の中で届ける、ものづくりと暮らしをめぐる静かなひとり語りです。

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