『食料品店への遠回り』のカバーアート

食料品店への遠回り

食料品店への遠回り

無料で聴く

ポッドキャストの詳細を見る

を優先すれば省ける7分間。それでも選び続けているのは、その時間の中にしかない何かがあるからです。

風を感じながら漕ぐペダル、半分も聞こえない他愛のない会話、気づかないうちに口をついて出る鼻歌——それは、自分が本当にリラックスできている証拠です。


物価が上がり、買い物の会計は以前より2,000円ほど高くなりました。でも、会話も、並んでペダルを漕ぐ時間も、値上がりすることはありません。

むしろ今だからこそ、その部分を意識して大切に守ることに、以前より大きな意味があるように感じています。


この曲は、そんなありふれた土曜日の風景と、レシートには載らない「投資」について歌っています。

あなたの生活の中にも、たとえ一番効率的な方法でなくても、それでも守り続けたい「日常の儀式」はありますか?


歌詞

[Intro]

タイヤが鳴る、朝の光

土曜日が呼んでる、ちょうどいい気分


[Verse 1]

車なら三分、自転車なら十分

使わなくていい七分間——

それでも僕らは選ぶんだ

日焼け止めを塗って、帽子を深くかぶって


[Verse 2]

効率だけが真実じゃない

風が何か新しいことを教えてくれる

言葉の半分は風に消えていくけど

それでも何とか、伝わっている


[コーラス]

鼻歌が始まったら、それが合図

やっと時間を手放せている証拠

頭の中のリストが静かになる

今だけ、この坂道だけ


[Verse 3]

肉派の僕、バランス派の君

静かな交渉、いつものこと

何年も続く同じやり取り

レジに着く頃には、ちょうどいい


[Verse 4]

一万二千円、少し値上がりした

物価が上がるのは仕方ない

でも会話も、並んでペダルを漕ぐことも

時間と共に高くなったりしない


[コーラス]

鼻歌が始まったら、それが合図

やっと時間を手放せている証拠

頭の中のリストが静かになる

今だけ、この坂道だけ


[ブリッジ]

帰り道、追い風を背に

行きよりも軽く感じる

夕食のこと、君のことを考えながら

また鼻歌が戻ってくる


[Verse 5]

一万二千円は食料品だけじゃない

体を動かすこと、交わした言葉

毎週少しずつ積み上げてきたもの——

レシートには載らない投資


[ラストコーラス]

鼻歌が始まったら、それが合図

一番速い道じゃなくても、それだけの価値がある

顔に受ける風、追いかけられないメロディ

それが、ありふれた毎日を悪くないと感じさせてくれる


[アウトロ]

タイヤが鳴る、家路につく

悪くない人生さ、悪くない人生さ

Hosted on Acast. See acast.com/privacy for more information.

adbl_web_anon_alc_button_suppression_t1
まだレビューはありません