
葡萄酒の味の表現の仕方
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このコンテンツについて
「寿司とワインの美学」 は、日本の伝統的な鮨とフランスの自然派ワインが織りなす、食の新たな調和を探求するポッドキャストです。素材の持つ力、美しさ、そして文化の背景を尊重しながら、両者の出会いが生み出す芸術的な世界を紐解きます。料理人、ワイン生産者、アーティストたちとの対話を通じて、味わいの奥深さや食の哲学に迫ります。
「ジュラとサヴォワのワイン – Persan と Mondeuse、そして和食との組み合わせ」
みなさん、こんにちは。
今日はフランス東部、アルプスのふもとに広がる ジュラとサヴォワのワイン についてお話ししながら、
どうやって寿司や日本料理と合わせることができるかもご紹介します。
この地域は山や湖に囲まれた自然豊かな土地で、土壌や気候がとても特徴的です。
だからこそ、他ではなかなか味わえない個性的なワインが育つんですね。
ジュラやサヴォワのワインの大きな特徴は、透明感と生き生きとした酸味です。
山岳ワインらしい軽やかさと同時に、しっかりした力強さも持っています。
この性質が、繊細な日本料理や寿司の味わいと、とてもよく調和するんです。
まずは ペルサン(Persan) から。
赤ワインは深いルビー色で、香りを嗅ぐとカシスやブラックベリーなど黒い果実の香り、
そしてスパイスのニュアンスも感じられます。
味わいは、タンニンがしっかりしていますが酸味とよく調和し、時間が経つと複雑さが増していきます。
和食との相性でいうと、ペルサンはやや濃厚な料理によく合います。
たとえば、
マグロの赤身やトロの寿司、
軽く味付けした和牛料理、
そして やさしい味わいの和チーズ などにもぴったりです。
次に モンドゥーズ(Mondeuse) です。
「サヴォワのシラー」と呼ばれることもあります。
色は濃く、香りはスミレやブラックチェリー、さらに胡椒のようなスパイスを感じます。
口当たりはタンニンが力強いけれど、しなやかさもあり、野性味とエレガンスを両立しています。
熟成すると、森の土や下草のような香りが出て、奥行きが増していきます。
モンドゥーズと和食を合わせるなら、
サーモンや軽く燻製したサバの寿司、
カニや貝類を使った料理、
そして 根菜のローストや漬物 など、土の香りを感じる食材にも合います。
ジュラやサヴォワのワインは大量生産ではなく、小さな畑で手間をかけて育てられています。
だから、一口飲めばその土地の息づかいや造り手の想いを感じることができるんです。
和食とワインを楽しむことは、単に食べたり飲んだりするだけではありません。
自然と人の歴史、そして味わいの哲学を体験すること なんですね。
次にワインを選ぶときは、ぜひペルサンやモンドゥーズのボトルを手に取って、
寿司の繊細な味わいと山のワインの個性が出会う瞬間 を楽しんでみてください。
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