聖徳太子(3)冠位十二階と十七条憲法~和を以て貴しとなす~
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593年、日本初の女性天皇である推古天皇のもとで摂政に就任した太子は、豪族中心の乱れた世を改め、天皇を中心とするまとまりのある国家づくりを目指しました。
その第一歩が「冠位十二階」です。それまでの「家柄」で身分が決まる仕組みを改め、個人の才能や功績に応じて12段階の冠を授けるという、画期的な実力主義の制度を導入しました。
さらに翌年、役人たちの道徳や心構えを示した「十七条憲法」を制定します。その第1条に掲げられたのが、有名な「和を以て貴しとなす(わをもっておっととしとなす)」という言葉です。争いを避け、人々がしっかり話し合って物事を決めることの大切さを説いたこの理念は、1400年の時を超えて今なお日本の心として受け継がれています。
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