• 番外編「卒業生、ここだけの(?)話」#005 目指せ、科学特捜隊!拡張されたスケール感で化石とテクノロジーを融合せよ/芝原 暁彦(2007年 大学院生命環境科学研究科(一貫制博士課程) 地球進化科学専攻修了・地球科学可視化技術研究所 所長)
    2024/04/17

    【今回の内容】

    大学で専攻したのは化石をデータ化するという研究でした。なんだかピンとこない感じですが、これこそが学際研究ならではのテーマです。自らの研究成果をベースに起業し、プロジェクションマッピングやメタバース空間を使って、恐竜の世界や地球上のさまざまな地形を体験する技術を開発しています。そして目指すのは科学特捜隊。海へ、陸へ、空へ、研究者をサポートする精鋭集団は果たして実現するのか、注目です。

    【出演】

    地球科学可視化技術研究所 所長・芝原 暁彦(2007年 大学院生命環境科学研究科(一貫制博士課程)地球進化科学専攻修了)

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【関連ウェブサイト】

    地球科学可視化技術研究所 ⁠https://www.revj46.com/

    芝原 暁彦さん X  https://twitter.com/AShibahara


    #筑波大学ポッドキャスト #筑波大学 #化石 #プロジェクションマッピング #メタバース空間 #卒業生 #ポッドキャスト

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    31 分
  • #046 第3の「界」を発見したかも!温泉に生息していた知られざるRNAウイルスの正体/生命環境系 浦山俊一 助教
    2024/04/04

    【今回の内容】

    ウイルスの一種であるRNAウイルスは、分類上、これまで2つの「界」に大別されると考えられていました。ところが、温泉という高温酸性の極限環境から新たに見つけたものは、そのどちらにも属していませんでした。つまり、第3の界が存在するらしいっていうことなんです。ウイルスというと病原体のイメージですが、そうではないウイルスたちに注目したからこその大発見です。

    【今回の研究をもっと詳しく】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20240117190000.html

    【出演】

    生命環境系・浦山俊一 助教

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】 http://tsukuba-fungal-interaction.jp/urayama.html

    #筑波大学ポッドキャスト #筑波大学 #温泉 #RNAウイルス #ウイルス #研究 #ポッドキャスト

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    28 分
  • #045 納豆が体に良いってどういうこと?ビタミンK2が決め手なんです/医学医療系 濱田理人 准教授・医学学位プログラム博士課程4年 川又健
    2024/03/19

    【今回の内容】

    納豆には動脈硬化を抑制する効果があるといわれていますが、何がどう効いているのでしょうか。納豆に含まれる体に良さそうな成分のうち、ビタミンK2の働きを調べてみたら、動脈硬化を抑える仕組みがわかってきました。でも、心臓疾患を持つ人たちの中には、服用する薬との組み合わせで、ビタミンK2、つまり納豆を食べてはいけない人もいるんだそうです。さて、どうしましょう・・・

    【今回の研究をもっと詳しく】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20231220140000.html

    【出演】

    医学医療系・濱田理人 准教授/医学学位プログラム博士課程4年(筑波メディカルセンター病院)・川又健

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】

    https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000002372

    https://www.tmch.or.jp/hosp/section/department/07.html

    #筑波大学ポッドキャスト #筑波大学 #納豆 #ビタミンK2 #動脈硬化 #心臓疾患 #研究 #ポッドキャスト

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    26 分
  • #044 水にもいろいろあるんです!温泉水の同位体組成から探るもうひとつの水循環/生命環境系 山中勤 教授・理工情報生命学術院生命地球科学研究群地球科学学位プログラム 安達郁哉
    2024/03/06

    【今回の内容】

    水循環というと、大気と地上の間の仕組みが思い浮かびます。でも海底の岩石やプレートなんかに閉じ込められている水もあって、周囲の岩石などと相互作用して、長い間に少しずつ組成が変化していくんだそうです。そういう水が浸み出してきて、温泉水に含まれることがあります。その水の組成を調べていくと、地中深くの水循環など、いろんな地球の活動の様子がわかってきます。

    【今回の研究をもっと詳しく】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20231215140000.html

    【出演】

    システム情報系・山中勤 教授/理工情報生命学術院生命地球科学研究群地球科学学位プログラム・安達郁哉

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】

    https://www.geoenv.tsukuba.ac.jp/~tyam/


    #筑波大学ポッドキャスト #筑波大学 #温泉 #水循環 #同位体 #研究 #ポッドキャスト

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    30 分
  • #043 逃げる?逃げない?災害時の避難行動をモデル化してみたら/システム情報系 浦田淳司 准教授
    2024/02/29

    【今回の内容】

    津波や洪水などは、地震や豪雨の後にやってきます。でも、実際に、いつ、どのくらいの規模でやってくるのかは不確実。避難するかどうかの判断も人それぞれです。東日本大震災の時の人々の避難行動を再現するモデルを作ってみたら、津波に対しては、多くの人が、かなりギリギリまで楽観的なリスク認識をしていたことがわかりました。こういう知見も、リスクに強いまちづくりには大事なんです。

    【今回の研究をもっと詳しく】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20231204140000.html

    【出演】

    システム情報系・浦田淳司 准教授

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】

    https://uratalab.net/

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    23 分
  • #042 恐竜だって美味しいものが好き!化石から探る子どもの恐竜の食べ物/生命環境系 田中康平 助教
    2024/02/16

    【今回の内容】

    恐竜は、成長するにつれて体が格段に大きくなります。ということは、子どもと大人とでは食べるものも違うはず。大人の恐竜はともかく、子どもが食べていたものって、よくわかっていないんです。今回発見したのは、子どものゴルゴサウルスの化石。なんと、そのお腹の中には、シチペスという小さい恐竜の足などが残っていました。さて、この珍しい化石は何を物語っているのでしょうか。

    【今回の研究をもっと詳しく】

    ⁠https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20231211143000.html⁠

    【出演】

    生命環境系・田中康平 助教

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】

    ⁠https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000004240

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    27 分
  • 番外編「卒業生、ここだけの(?)話」#004 虫好きから写真家へ!辺境地の暮らしや自然を写真の力で伝え続ける/船尾 修(1984年 第二学群生物学類卒業・写真家)
    2024/01/31

    【今回の内容】

    大学では環境生物学を学び、卒業後にアフリカ放浪を経て、独学で写真家になったという異色の経歴。学生時代に始めた登山が高じてキリマンジャロ山にチャレンジしたことをきっかけに、アフリカやアジアの山岳地帯や少数民族の暮らし、さらには戦前の歴史を辿る風景などをテーマに撮影と取材を続け、2023年に国内でも有数の権威ある写真賞、第42回土門拳賞を受賞しました。自然や環境など、扱うテーマは、実は大学での専攻と深くつながっています。

    【TSUKUBA ALUMNI】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/alumni/20240131133424.html

    【出演】

    写真家・船尾 修(1984年 第二学群生物学類卒業)

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【関連ウェブサイト】

    写真家 船尾修 公式ウェブサイト https://www.funaoosamu.com/

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    39 分
  • #041 ボールもウイルスも「流れ」が大事!サッカー研究を感染リスク研究に応用してみました/体育系 浅井武 名誉教授
    2023/11/17

    【今回の内容】

    ウイルスの空気感染を防ぐのに、人との接触を避けたり、マスクをするのは当たり前のように思えますが、エアロゾル粒子の挙動って、実はちゃんと調べられてはいなかったんです。普段は、サッカーボールの周りの気流なんかを解析するのに使う風洞実験装置を使って、口から排出されるエアロゾル粒子の流れを可視化してみたら、感染防止の鍵は、すれ違いざま5秒間にありました。

    【今回の研究をもっと詳しく】

    https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20231019141500.html

    【出演】

    体育系・浅井武 名誉教授

    サイエンスコミュニケーター・山科直子

    【研究者のウェブサイト】

    https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000002044

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    21 分