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第55回「介護美容」って、なあに?|ゲスト:介護美容まき家 長内麻紀穂さん

第55回「介護美容」って、なあに?|ゲスト:介護美容まき家 長内麻紀穂さん

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この音源は、エフエムたちかわ「おうちde医療in立川」第55回として、2026年6月19日(金)16時30分〜17時に放送された内容のアーカイブ配信です。今回のテーマは、『介護美容』って、なあに? です。ゲストには、介護美容まき家 代表の長内麻紀穂さんをお迎えしました。「介護美容」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。美容というと、髪型を整える、メイクをする、ネイルをする、肌を整えるといった、外見をきれいにするものというイメージがあるかもしれません。もちろん、それも美容の大切な役割です。しかし、介護美容が届けているものは、単なる“見た目の変化”だけではありません。年齢を重ねたり、病気や障がい、介護が必要な状態になったりすると、外出の機会が減ったり、人と会う時間が少なくなったり、自分の身だしなみに意識を向ける余裕がなくなってしまうことがあります。介護を受ける生活の中で、「自分らしさ」や「おしゃれを楽しむ気持ち」が少しずつ遠のいてしまうこともあります。そんな方々に対して、美容を通じてもう一度、自分の表情に目を向ける時間、自分を大切にする時間、人と笑顔で向き合う時間を届けるのが、介護美容の大きな役割です。番組では、長内さんに「介護美容とは何か」という基本的なところからお話を伺いました。たとえば、髪を整える、手に触れる、爪をきれいにする、肌をケアする、メイクをする。そうした一つひとつの関わりは、利用者さんの気持ちに働きかけます。鏡を見たときに少し表情が明るくなる。周りの人から「素敵ですね」と声をかけられる。家族との会話が増える。介護職や医療職とのコミュニケーションが生まれる。美容は、見た目だけではなく、心や関係性にも変化をもたらす力を持っています。介護の現場では、どうしても「安全」「清潔」「食事」「排泄」「服薬」「移動」といった生活を支えるケアが中心になりがちです。もちろん、それらはとても大切なケアです。一方で、人は生活するだけでなく、自分らしくありたい、誰かに会いたい、きれいでいたい、気持ちよく過ごしたいという思いも持っています。介護美容は、そのような気持ちに寄り添うケアです。「もう年だから」「介護を受けているから」「外に出ないから」「誰に見せるわけでもないから」そうした理由で、美容や身だしなみが後回しになってしまうことがあります。しかし、誰かに見せるためだけではなく、自分自身が心地よく過ごすために美容はあります。自分の手がきれいになる、髪が整う、顔色が明るく見える。それだけで、気持ちが前を向くことがあります。番組の中では、介護美容が利用者本人だけではなく、家族や介護者にも影響を与えることについても触れています。ご本人の表情が明るくなると、家族も安心します。会話のきっかけが生まれます。介護職にとっても、いつもとは違う利用者さんの一面を知る機会になります。美容をきっかけに、その人の過去の仕事、好きだった服、若い頃の思い出、家族との思い出などが語られることもあります。つまり介護美容は、身体に触れるケアであると同時に、その人の人生に触れるケアでもあります。今回のゲストである長内麻紀穂さんは、介護美容まき家の活動を通じて、地域の中で高齢者や介護が必要な方に美容の時間を届けています。番組では、長内さんがこの活動に込めている想いや、現場で大切にしている姿勢についても伺いました。介護美容は、医療や介護の制度だけでは十分に届きにくい「その人らしさ」や「気持ちの豊かさ」に光を当てる取り組みです。病気や介護が必要な状態になっても、きれいでいたい、笑顔でいたい、人とつながっていたいという思いは消えるものではありません。むしろ、そうした思いに寄り添うことが、日々の暮らしの質を高めることにつながります。今回の放送は、介護美容という言葉を初めて知る方にも、介護や医療の現場で働く方にも、家族を介護している方にも聴いていただきたい内容です。「美容は、元気な人だけのものではない」「介護が必要になっても、自分らしさは大切にできる」「...
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