『第514回 巻き肩の原因は肩じゃない|先に動かすべきは「肋骨(胸郭)」』のカバーアート

第514回 巻き肩の原因は肩じゃない|先に動かすべきは「肋骨(胸郭)」

第514回 巻き肩の原因は肩じゃない|先に動かすべきは「肋骨(胸郭)」

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巻き肩・四十肩の本当の入口は「肋骨」だった|肩より先に動かすべき場所 こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。今回のテーマはシンプルに 「肋骨を動かしましょう」 です。 巻き肩、猫背、四十肩・五十肩。多くの人は「肩を開こう」「肩甲骨を寄せよう」と頑張ります。 でも、先に言います。肩だけをいじっても、戻ります。なぜなら、巻き肩の“スタート地点”は、肩より手前にあるからです。 それが 肋骨(胸郭) です。 巻き肩は「肩が悪い」より先に、肋骨が内側に入っている 巻き肩は、形(見た目)だけの問題に見えます。でも実際は、体の中でこういう順番が起きています。 肋骨が内側に入ってくる(胸郭が固まる) その結果として、肩が巻いてくる 肩の位置が崩れ、動かしにくくなる 四十肩・五十肩、肩の痛みに繋がるケースがある つまり、肩を整えるには「肋骨が開く」ことが先。肩の“いいポジション”は、肋骨が動いて初めて取れます。 肩を動かすには「肋骨を動かす」—呼吸もしやすくなる 肋骨が固いと、肩の可動域だけじゃなく、呼吸にも影響が出ます。 肩が上がりやすい 胸が広がらない 深呼吸が浅くなる 体が緊張しやすい 逆に言うと、肋骨が動くと、 肩が軽くなる 胸が広がる 呼吸が入りやすくなる 日常の不便が減る(肩まわりの動作がラクになる) 肋骨ってどうやって動かすの?答えは「背骨」と「歩き方」 肋骨だけを単体で動かそうとしても、難しいです。肋骨は“背骨(胸椎)”とセットで動きます。 ① 背骨を回す(胸椎の回旋)=肋骨が自然に動く 体をねじるような動きで、背骨が回ると、肋骨も一緒に動きます。 ② 歩き方が悪いと、肋骨は動かない 足だけで歩いていると、肋骨は動きません。だから普段から意識してほしいのはこれ。 背伸びして、頭を上に引っ張り上げる 背骨を“軸”にする 腕を小さくでも振って、体幹を回す 「歩く=肋骨が動く」に変えるだけで、肩も呼吸も変わります。 すぐできる:肋骨を動かす3つの超シンプル習慣 ここからは、今日からできる話です。 1)背伸び+深呼吸(基本) 背伸びして、胸を上へ ゆっくり吸って、ゆっくり吐く 「胸が横に広がる」感覚を探す 2)背伸びしたまま、軽く横に倒して呼吸(硬いところを膨らませる) 背伸びのまま、体を少し横へ 硬い側(膨らみにくい側)へ空気を入れる 「そこがストレッチされる」感覚が出たらOK 3)“バケツの持ち手”イメージで深呼吸(最強に分かりやすい) 肋骨の動きは、よく「バケツの持ち手」に例えられます。 バケツの持ち手が 上がる ときの動き あれが肋骨の動きのイメージ このイメージで深呼吸すると、胸が横に広がりやすくなります。 ランナーにも直撃:肋間筋(肋骨の間)が疲れるのは“呼吸で動き続けている”から 長距離を走ると、肋骨の間が疲れる人がいます。これ、実は自然です。 呼吸は、肋骨を動かし続けます。つまり、肋間筋(肋骨の間の筋肉)が働き続ける。 だからランナーほど、肋骨が固まっていると不利です。 呼吸が浅くなる 上半身が固まりやすい 肩が巻きやすい 腕振りが小さくなり、背骨が動かない 結果、フォームが崩れる 走る人ほど、肩より先に肋骨を動かす。これ、かなり効きます。 最後に:体を変えるコツは「センサーを持つ」こと 大事なのは、特別な運動よりも、気づくことです。 動かないところに気づければ、あとは 動かすだけ でいい。 僕らがよくおすすめするのは、シンプルにこれです。 骨格(骸骨)の模型や図を見て 「自分の体は今どこが動いてない?」を考える 体を“感覚だけ”でなく、構造で見る。これができると、姿勢改善は一気に加速します。 まとめ:今日の結論は1つ 巻き肩や肩の不調を変えたいなら、肩より先に「肋骨」を動かそう。 肋骨が内側に入る → 肩が巻く 肋骨が動く → 肩が軽くなる/呼吸が深くなる 背骨と歩き方が鍵 深呼吸と横倒し呼吸が最短ルート 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|...
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