『第15章 新しい部屋』のカバーアート

第15章 新しい部屋

第15章 新しい部屋

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東京駅に着いたのは、昼の十二時だった。僕は新幹線を降りて、スーツケースを引きながら、出口へ向かった。それから、ホテルの場所を確認した。スマホはホテルまでの道を、わかりやすく教えてくれる。これはIMCが他社と協力して開発したものだ。

ホテルはもう予約してある。安いビジネスホテルで、ここから歩いて十分ほどの所にあるはずだ。


スマホのおかげで、ホテルはすぐに見つけられた。フロントでキーをもらってから、自分の部屋へ向かった。部屋に入ると、僕はすぐベッドに横になった。


また新しい生活が始まる。大阪を離れるのは少し寂しかった。でも今はそれ以上に、これからの生活が楽しみだ。


僕は横になったまま、部屋の中を見回した。狭いけど、値段のわりにきれいだし、必要な物も全部そろっている。新しい部屋が決まるまで、しばらくここに泊まるつもりだ。


僕のおなかがぐうと鳴った。まだ昼ごはんを食べていない。疲れたから、ちょっと寝ようと思っていたんだけど……そういえば

“小説 ミラーさん ―みんなの日本語初級シリーズ―”


Excerpt From

小説ミラーさんII -みんなの日本語初級シリーズ-

横山悠太


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