漢方流・バテない体へ!自律神経を整える「温める×巡らせる」夏の温活と水毒ケア/2026年7月27日MROラジオ放送分
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東洋医学の見地から夏バテを防ぐには、
・「胃腸機能を落とさないこと」と
・「体のなかの除湿を行うこと」
の2点が重要です。
夏バテは単なる暑さだけでなく、冷たい飲食物やエアコンによる「冷え」が引き金となるケースが多く見られます。
内臓機能が低下して自律神経が乱れると、食欲不振、だるさ、睡眠の質の低下といった悪循環に陥り、女性の場合は生理痛の悪化を招くこともあります。対策として、夏でもシャワーで済まさず湯船に浸かる、氷入りの飲み物を控える、夜は温かいものを飲むといった心がけが大切です。また、胃腸の働きを高めて温めるスパイスを料理に活用するのも効果的です。食事面ではさっぱりしたものに偏りがちなので、そうめんに温泉卵を加えるなどして意識的にタンパク質を補給し、自然塩や梅干しのお湯割りなどを活用してミネラル不足(熱中症リスク)を防ぎましょう。
もう一つの重要なポイントが「除湿」です。日本海側のように湿度が高い地域では、体の水分代謝が悪い「痰湿(たんしつ)」タイプの人が影響を受けやすくなります。このタイプは、雨の日や湿気が多いと頭痛やだるさ、眠気、胃腸の不調を起こしやすいのが特徴です。やせ型の人にも多く見られ、舌が腫れぼったく苔が分厚い傾向があります。対策として、基本的には温かいものを口にし、冬瓜やキュウリといったウリ科の野菜、ハト麦茶やあずき茶など、体内の余分な水を捌く食材を取り入れるのがおすすめです。
症状が強い場合や外仕事の方、いつも夏バテをするという方には、体の湿気を取り除いたり、胃腸や心肺機能を高めたりする専門の漢方薬を活用するのも一つの方法です。暑さをしのぐだけでなく、「内臓機能を元気に保つ」という視点を持つことが、夏を健やかに乗り切る最大の秘訣となります。
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