『政治を「神の秩序」から切り離した男①—マキャヴェッリが犯した最大のタブー』のカバーアート

政治を「神の秩序」から切り離した男①—マキャヴェッリが犯した最大のタブー

政治を「神の秩序」から切り離した男①—マキャヴェッリが犯した最大のタブー

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君主論シリーズ①

「社内政治、嫌いですか?」——そう聞かれて、反射的に「はい」と答えたくなる人は多いはずです。でも実際の職場では、要領よく立ち回る人が評価され、正論を言い続けた人がなぜか孤立していく場面を、誰もが一度は見ているのではないでしょうか。

「正しいこと」と「うまくいくこと」がなぜか一致しない——この誰もが薄々感じている現実を、500年前に真正面から書いてしまった人物がいます。ニッコロ・マキャヴェッリです。

彼の著書『君主論』は、のちにカトリック教会の禁書目録に指定され、シェイクスピアの台詞でも「卑劣な悪党」の代名詞として引き合いに出されるほど嫌悪されました。それでも、ナポレオンが読んだと語り継がれ、キッシンジャーは「マキャヴェリ的」と評され、今はシリコンバレーの経営者まで手に取る——500年にわたって読み継がれてきた本です。

なぜこの本は、これほど長く私たちを揺さぶり続けるのか。今回のエピソードでは、その謎を解く手がかりとして、マキャヴェッリが生きた「世界」——神が定めた秩序を誰もが信じていた中世の世界観から、その秩序が崩れていく過程まで——を一緒に辿ります。

参考書籍

  • マキアヴェッリ『君主論』河島英昭 訳(岩波文庫、1998年) ISBN 978-4-00-340031-9河島英昭による定番の新訳。本シリーズが底本として参照する原典。岩波書店 公式:https://www.iwanami.co.jp/book/b248711.html
  • 鹿子生浩輝『マキァヴェッリ ――『君主論』をよむ』(岩波新書、2019年) ISBN 978-4-00-431779-1『君主論』を時代背景と原典に即して読み解く入門書。歴史編である本エピソードの副読本に最適。岩波書店 公式:https://www.iwanami.co.jp/book/b452029.html


番組で取り上げた書籍紹介

https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/84676b46a574170


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