エピソード

  • 第10回|「オーガスタの美学」をフェニックストーナメントで再現するなら ?
    2025/12/05

    フェニックストーナメントは、毎年「お祭り」の舞台として世界のトッププレーヤーが集まる特別な場です。

    そのコースをどう魅せるか?

    今回のテーマは、畑さんが現地を歩きながら思い浮かべた「フェニックスで、オーガスタの美学を再現することは可能だ」という視点です。

    鍵になるのは、エッジングと松葉

    一見細かな作業に思われがちですが、実はコースの印象もプレーの公平性も左右する「輪郭づくり」の要となる仕事です。

    フェニックスをフェニックスらしく、そして「オーガスタ級」に魅せるためには何が必要なのか。

    トーナメントという非日常を支えるコースデザインを、現場目線で語ります。
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    21 分
  • 第9回|フェニックストーナメントの真っ青な芝の裏側
    2025/11/28

    宮崎県のフェニックスカントリークラブで2025年11月20日~23日に開催されたダンロップフェニックストーナメント。
    この現地視察をきっかけに畑さんが語る「フェニックスレポート3部作」の第1作目です。

    第9回では、テレビ画面に映る「真っ青なフェアウェイ」がどんな技術で生み出されているのか、そしてその美しさの裏で、本来見落としてはいけない「ベース作り」の重要性について話しています。

    今回の中心テーマは オーバーシーディング

    • 色を補うための播種
    • ターフを揃えるための播種

    この2つは似ているようでまったく違います。
    ベースと表面処理のバランスを誤ると、プレーのフェアネスにも影響してしまう。
    そんな光と影の両面を、現場目線で掘り下げます。

    感想・質問はXまたはInstagramで #コース管理の現場 をつけて投稿するか、こちらのフォームからどうぞ。
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    20 分
  • 第8回|ゴルフコース設計家の意図が消えるメンテナンスの落とし穴
    2025/11/21

    今回のテーマは、「ゴルフコース設計家の意図が消えるメンテナンスの落とし穴」についてです。

    長年コース管理をしてきた畑さんが、
    ・戦略型コース設計
    ・グリーン形状とスピードの関係
    ・リスクを取ったプレーヤーに「ご褒美」が用意されている構造
    ・設計意図を壊す典型的なメンテナンスのミス
    などを語ります。

    コース設計家は、プレーヤーの動線からスコア分布まで緻密に考えてグリーンやバンカーを配置しています。
    しかしその意図がキーパーに伝わらないと、
    「転ばない」「締まらない」「ただ難しいだけ」
    という残念な仕上がりになることも少なくありません。

    コース設計 × メンテナンス。
    この2つが噛み合った時にだけ、ゴルフ場は本来の姿を見せ始めます。

    「設計家が何を考え、キーパーがどう受け取るべきか」
    現場でしか聞けない視点で深掘りした回です。

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    21 分
  • 第7回|「グリーンを仕上げる」とは何か? 春へ逆算するグリーンづくり
    2025/11/14

    第7回のテーマは「グリーンを仕上げるとは何か」。
    一見シンプルに聞こえるこの言葉の裏側には、季節をまたいで積み重ねる長い準備と、秋から春へ向けて続く逆算の思考があります。

    仕上げとは、表面をきれいに整える作業ではありません。
    芝が健全な状態であることを前提として、「正しく反応できる状態」を整えていく、長いプロセスの先にあるものです。

    春の仕上げは春にはじまらない。
    芽が動き出すより前、秋の段階から組み立てていくことで、
    春に狙ったスピード・硬さ・転がりをつくることができる。
    仕上がったグリーンとは何か。
    「見たまま転がる」とはどういう状態か。

    現場のリアルな感覚と、長いスパンで芝を見続けてきた思考の流れを、いつも通り率直に語り合いました。

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    17 分
  • 第6回|グリーンを「診る」技術。芝を読む五感の使い方
    2025/11/07

    グリーンキーパーの仕事は、朝の観察から始まります。芝の色・硬さ・匂い・踏み心地・根の張り方。それらを総合的に読み取って、その日の判断(刈高・散水・養生)を決めていく。

    第6回目のテーマは「観察」。

    畑さんが毎朝18ホールを歩きながら、
    どんな視点で芝を見ているのか、
    どんな感覚で違和感を察知しているのかを掘り下げます。

    芝と「対話する」とはどういうことか。
    経験を積むと何が見えてくるのか。
    そして次世代のグリーンキーパーに必要な「観察の力」とは。現場を知る人ほど、深く頷ける回になりました。

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    21 分
  • 第5回|ルーティンを壊す。芝と向き合うと言う仕事
    2025/11/01

    コース管理の仕事は、季節ごとに決まった作業の積み重ね。

    けれど、ただ同じことを繰り返すだけでは、本当の面白さには辿り着けません

    芝のわずかな変化を感じ取り、自分の技術と知識と工夫をそこに投入する。

    同じ作業でも結果が変わる、その瞬間こそがコース管理の醍醐味です。

    第5回は、「ルーティンにしない」コース管理の仕事の向き合い方について話しました。


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    19 分
  • 第4回|反省会。「くどい」と言われても語るべき事がある
    2025/10/24

    ゴルフ場「コース管理の現場」第4回は、少しゆるめの「反省会」。

    言葉の間違いや伝え方に悩みつつも、「伝えたい」という気持ちから見切り発車で始めた番組の裏側を話しました。

    今回は、

    • 季節感を大切にしたコース管理と配信のあり方
    • 畑さんの「くどい説明」について
    • 短くまとめられないほど深く考えてきたコース管理の哲学
    • 「サラリーマンキーパー」について

    率直に語ります。

    畑さんの芝の作り方がちょっと垣間見えるエピソードなので、ゴルフ場コース管理、芝生管理、グリーンキーパーの仕事や考え方に興味のある方におすすめです。

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    21 分
  • 第3回|6mmの決断。コアリングに見る現場の哲学
    2025/10/18

    ゴルフ場「コース管理の現場」第3回は、田村のゴルフ場で秋に実施された「6mmのコアリング」を題材に、グリーン管理における判断の背景を掘り下げます。

    • コアリングが必要とされる理由
    • 6mmで穴をあけることによるメリットと弊害
    • 決断の裏にあるグリーンキーパーの想いを考察。


    「なぜその選択をしたのか」を考えることで、芝生管理の奥深さや、現場で求められる判断力に触れていただけます。コース管理を学ぶ方や、現場の哲学に興味がある方におすすめのエピソードです。


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