• 物語を持たないまま世界の中心にいた女神の話
    2026/05/10
    ギリシャ神話の竈の女神ヘスティア。オリンポス十二神の長女、一番年上の神。それなのに、彼女には、ほとんど物語がありません。恋もない。冒険もない。勝利もない。でも、ギリシャのすべての街、すべての家の中心に、彼女のための火が燃えていました。今回はローマ彫刻《ヘスティア・ジュスティニアーニ》を手がかりに、「物語を持たない中心」について考える夜。自分には語ることがないと感じているあなたへ。
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  • 世界に冬がある理由と意味
    2026/05/06
    ギリシャ神話の豊穣の女神デメテル。大地と穀物を司り、世界を実らせてきた女神。でも彼女は、ある日、世界に「冬」を作りました。娘ペルセポネーが冥界に連れ去られたとき、すべての実りを、止めてしまったのです。今回はレイトン《ペルセポネーの帰還》を手がかりに、「失ったものと、どう暮らしていくか」について考える夜。戻ってこないものを抱えたまま、毎日を生きているあなたへ。
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  • 海の神が1本のオリーブの木に負けた日
    2026/05/03
    ギリシャ神話の海の神ポセイドン。ゼウスの兄、三叉の矛を持ち、海と地震を司る強大な神。でも彼には、一つ有名な「敗北」があります。アテネの守護神の座をかけて女神アテナと争い、たった一本のオリーブの木に負けた、あの日のことです。ノエル・アレの《ミネルウァとネプトゥヌスの争い》を手がかりに、「差し出し方」について考える夜。ゼウス回・ヘラ回に続く、三本目の届かなさの話。
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  • 届かぬ想い 神々の女王ヘラ
    2026/04/29
    神々の女王ヘラ。結婚の女神。百の目を持つ巨人アルゴスを見張りに立て、夫ゼウスの動きを一つも見逃さないようにしていた人。でも、そこまで見張っても、夫は帰ってきませんでした。今回はルーベンス《ユノとアルゴス》を手がかりに、「見張ること」と「つながること」のあいだにある、静かな距離について考えます。相手のSNSを毎日見てしまうあなたへ。ゼウス回の続編にあたる一本です。
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  • ありのままを恐れた絶対神ゼウス
    2026/04/26
    ギリシャ神話の最強の神ゼウス。 雷を操り、空を支配する全能の王。 でも彼は、愛する相手に会いに行くとき、なぜか自分の姿では行きませんでした。 牛になり、白鳥になり、金の雨になり、雲になる。 今回は、コレッジョの名画《ユピテルとイオ》を手がかりに、「手に入れる力」と「自分のままで会いに行く力」の違いについて考えます。 大事な相手の前ほど、自分を作り込んでしまうあなたへ。
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    19 分