エピソード

  • Frank Ocean『Blonde』全曲解説 #3 名前を出さずに歌う人『Pink + White』
    2026/09/03
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第11弾はFrank Ocean『Blonde』(2016)。第3回は3曲目『Pink + White』。Pharrell Williamsとの共作・共同プロデュース。簡素なピアノと歩くようなベースの上で、クライマックスにはクレジットのないBeyoncéの背景ヴォーカルが重なります。同じ2016年に『Lemonade』(第3弾)を出した人が、名前を出さずに後ろで歌う意味。題名の桃色と白の空、そして死すべきさだめという主題を、ニューオーリンズで育ちカトリーナで街を離れた作者の経歴とあわせて解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
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  • Frank Ocean『Blonde』全曲解説 #2 壊れたあとに振り返る初恋『Ivy』
    2026/09/03
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第11弾はFrank Ocean『Blonde』(2016)。第2回は2曲目『Ivy』。明るく軽く歪んだギターと控えめなドラムだけで進む、初恋の記憶の歌です。制作はMalayとの共作に、Om'Mas Keithと元Vampire WeekendのRostam Batmanglij(編曲も担当)。1曲目の極端に高い声のあとに、素に近い声が置かれる意味、2012年に本人が公表した19歳の夏の初恋との関わり方、そして終わり近くで声が歪んで壊れていく結末を、壊れたあとに振り返る歌として解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
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  • Frank Ocean『Blonde』全曲解説 #1 誰の声か分からない声で始まる『Nikes』
    2026/09/03
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第11弾はFrank Ocean『Blonde』(2016)。前日に映像作品『Endless』でレーベルとの契約を満了させ、翌日に事実上の自主リリースとして世に出た、Billboard 200初登場1位、そして本人がグラミーに出品しなかった一枚です。第1回は1曲目『Nikes』。歌っているのが本人だと分からないほどピッチを上げた声で始まり、スニーカーの名前を題に掲げた物欲の歌の途中で、A$AP Yams、Pimp C、Trayvon Martinの名が呼ばれる。第10弾Kraftwerkのボコーダーと正反対の方向へ声を加工する、このシリーズの通し軸「加工された声で、記憶と喪失を書く」を導入します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
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  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #12【最終回】20年かけて戻ってきた旋律『Tour de France』
    2026/08/28
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)の最終回は、12曲目にして表題曲『Tour de France』。1983年のシングルを、原曲の編曲を土台に2003年へ録り直した一曲です。#2から温存されてきたあの旋律がついに戻り、20年の円環が閉じます。全12曲の総括——レースの時間から身体の内側へ、そして測れないものへ——と、ホームページ albumatlas.jp のご案内、そして次シリーズ第11弾Frank Ocean『Blonde』(2016)の予告をお届けします。
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  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #11 走っていない時間の1分16秒『Régéneration』
    2026/08/28
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾はリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)。第11回は11曲目『Régéneration』。1分16秒、アルバムで最も短い曲です。8分41秒の『La Forme』の直後に、いちばん短い曲を置く配置。回復はテレビに映らず、競技時間にも数えられない。それでいて、三週間走り続けるステージレースの勝敗を決めるのは回復です。そして「再生」という言葉は、次の最終曲——20年前のシングルが生まれ直す一曲——の予告にもなっています。
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  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #10 ただひとつ、測れないもの『La Forme』
    2026/08/28
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾はリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)。第10回は10曲目『La Forme』。8分41秒、アルバム最長の曲です。フランス語で調子、コンディションを指すこの言葉は、自転車競技でいちばん使われ、いちばん説明のつかない語でもあります。時計も、栄養も、空気抵抗も、素材も、心拍も数字にできるのに、調子だけは測れない。身体を機械として設計し直してきたアルバムが、最後の最後で「それでも設計できないものがある」と認める地点として解説します。
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  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #9 ライブ盤の題名になった心拍『Elektro Kardiogramm』
    2026/08/22
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾はリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)。第9回は9曲目『Elektro Kardiogramm』。心電図です。人間の内側を流れる電気を線として描き出す装置を、電子音楽の始祖が題名にしました。2005年、最初のライブ演奏からおよそ35年を経て発表された初の公式ライブ盤『Minimum-Maximum』は、その題名をこの曲の歌詞から採っています。バンド自身がこの曲を看板に選んだということです。時計・栄養・空気・素材と外側を測ってきたアルバムが、ついに心臓そのものへ到達する回。
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  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #8 人とモノの境目が消える『Titanium』
    2026/08/22
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾はリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)。第8回は8曲目『Titanium』。短く、硬く、金属的な一曲です。アルバムでただひとつ、人間でも時間でもなく「モノ」を題名にした曲。自転車競技が機材のスポーツでもあること、鉄からアルミ、チタン、そしてカーボンへと移った素材の歴史の中で2003年にチタンを選ぶことの含み、そしてビンディングで足が固定され人と機械がひとつの装置になる競技において、このシリーズの通し軸「身体を機械として設計し直す」が最も文字どおりになる地点として解説します。
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