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【第313回】『離職を防ぐより選ばれ続ける会社を目指す重要性』

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【第313回】『離職を防ぐより選ばれ続ける会社を目指す重要性』 若手社員の離職を完全に防ぐことはできません。 大切なのは「辞めさせない」ではなく「選ばれ続ける会社」を目指すことだと思います。 働く楽しさや経験を積む価値、そして基本的な労務環境、この3つを整える事が、自然な定着に繋がると私は思います。 本日は「離職を防ぐより選ばれ続ける会社を目指す重要性」というテーマでお話しします。 若手社員を採用した後、1年や2年という短い期間で退職されてしまうことは、多くの会社にとって大きな悩みです。 会社としては、時間をかけて教育し、多少の失敗も見守りながら育成しているからこそ、早期離職は非常にもったいなく感じるものです。 ただ、前提として、退職するかどうかを最終的に決めるのは従業員本人です。会社が無理やり離職を防ぐことはできません。 だからこそ大切なのは、「辞めさせない」ことではなく、「この会社で働き続けたい」と自然に思ってもらえる会社をつくることだと感じています。 1.会社にいることが「楽しい」と思える環境をつくる 若手社員の定着を考える上で、まず大切なのは、今の会社にいることが退職するよりも魅力的だと思える状態をつくることです。 ここでいう「楽しい」とは、単に人間関係が良いという意味だけではありません。自分の興味ある仕事に関われること、成長を感じられること、上司や先輩の指示が分かりやすいこと、自分の仕事が会社の役に立っていると実感できること。 こうした要素が積み重なることで、「この会社でもう少し頑張ってみよう」と思いやすくなります。 また、日々の評価も重要です。昇給や賞与、面談などを通じて、「あなたの仕事を見ています」と伝えることが、定着に繋がります。 2.今の会社で経験を積む価値を伝える 若手社員が退職を考える背景には、「このままでいいのだろうか」「もっと合う場所があるのではないか」という不安があります。 もちろん転職そのものが悪いわけではありません。ただ、十分な経験や力が身につく前に転職を繰り返してしまうと、自分のキャリアに自信を持ちにくくなることもあります。 だからこそ会社は、今の仕事を続けることでどんな力が身につくのか、将来どのように役立つのかを伝える必要があります。 本人の強みや成長可能性を日頃から言語化して伝えることで、若手社員は今いる場所に意味を見出しやすくなります。 3.不満の原因になる「当たり前」を整える どれだけ仕事にやりがいがあっても、基本的な労務環境が整っていなければ、離職の原因になります。 給与の未払い、長時間労働、休みの取りづらさ、評価基準の曖昧さ、人間関係の悪化などは、従業員の不満に直結します。 こうした要素は、いわば職場の土台です。 特別な制度を増やす前に、まずは当たり前の労務環境を整えることが重要です。 不満を完全にゼロにすることは難しくても、小さな不満を放置せず、面談や制度改善につなげる姿勢は、必ず従業員に伝わります。 まとめ|辞めさせないより、選ばれ続ける会社へ 若手社員の離職を会社が完全に防ぐことはできません。従業員には働く場所を選ぶ自由があり、会社に残るかどうかは最終的には本人が決めることです。 だからこそ会社が目指すべきは、「辞めさせない会社」ではなく、「選ばれ続ける会社」です。 そのためには、 ・会社にいることが楽しいと思える環境をつくる ・今の会社で経験を積む価値を伝える ・不満の原因になる労務環境を整える この3つが重要です。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。 また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAI...
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