【番外編】南北戦争 開戦前夜 -アメリカ史から読み解く共同体論④-(松崎さんによる報告会)
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今週は本編はお休みして、松崎さんによる「アメリカ史から読み解く共同体論」4回目の報告会をお届けします。
この報告会は奥会津・三島町という過疎地域から、アメリカ史を共同体論の視点で読み解く試みです。ぜひ、松崎さんへのお便りもお待ちしております。
当日の資料など
アメリカ史から読み解く共同体論
以下は、音声データの文字起こしを元にしたClaudeによる要約
■ 何の報告会か(テーマ)
今回は副題に「南北戦争 開戦前夜」を掲げ、建国から80年を経た合衆国がなぜ内戦にまで至ったのかを、開戦までの論争の過程に絞って読み解く回です。前回のトクヴィルの回に続き、これまで築かれてきた共同体が決定的な破綻をきたす場面を確認します。
教科書的には南北の奴隷制対立と語られる戦争ですが、南部白人で奴隷を所有していたのは三分の一ほどで、それだけでは4年の戦争は説明できません。鍵になるのは、独立宣言の「すべての人は平等に作られ」と、奴隷を五分の三として数える憲法の規定が同居していたこと。アメリカをアメリカたらしめる原理そのものが矛盾を抱え、それが西部領土の拡大という現実に押されて表面化していきます。
ミズーリ協定は南北という境界線を政治の争点として固定し、ウィルモット条項は奴隷制を州の問題から全国の問題へ転化させました。1850年の妥協も、遡及適用される逃亡奴隷法が『アンクル・トムの小屋』とともに世論を動かして崩れ、カンザスでは住民自治の名の下で流血が起こり、ドレッド・スコット判決は司法による決着の道を断ちます。全国政党が南北に割れ、60万を超える死者を出す内戦へ――憲法は固定された何かではなく解釈の積み重ねという歴史の産物である、という視点から、共同体が抱える矛盾との向き合い方を考える回です。
耳で旅する週末-ミミタビ-
働くあなたの週末に、耳で楽しむ非日常のひとときをお届けします。毎週金曜日の18時更新、飲んだ帰りの電車の中で、ちょっとゆっくり過ごしたい土曜日の朝に、忙しい日常の合間に、耳から始まる物語を。
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