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【幸福論】脳内の言語を変えれば幸福になる │ 哲学ラジオ

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概要

本シリーズは哲学科卒の私うぇいが、哲学っぽい話題をざっくり解説する音声コンテンツです。

今回は、脳内の言語が幸福感に与える影響について探求しています。楽観的な人とは普段楽観的な言葉を多く使用する人のことであり、一方で悲観的な人とは普段悲観的な言葉を多く使用する人だと言えます。そのことから、もし楽観的になりたいのであれば楽観的な言葉の使用を意識的に多くするのがよいのではないか──以上が本動画の主張です。

話すスピードがゆっくりに感じられる方には、倍速視聴がおすすめです。


▼追記

自分が他人と会話するとき、あるいは内省するときに、どのような言葉が思い浮かぶのか。この「思い浮かぶ言葉」こそ、これまで自分が蓄えてきた言語のストックであり、特に浮かびやすい言葉は、自分が日常的に使用してきた頻度の高い言葉だと言える。とすれば、「自分とは、かなりの程度まで過去に自分が仕入れてきた言葉(=過去の思考)の奴隷である」と言うこともできるかもしれない。

このような事態に抗うには、動画内でも述べたように、「なりたい自分が普段使用しているであろう言語」を意識的に使っていく必要がある。しかし、その「なりたい自分が使う言語」を選び取る主体そのものが結局は「過去の自分に縛られた自分」である以上、言語を習得し始めた赤子の頃から言葉という枠組みが自分を縛り続けてきた、さらには自分という意識すら形成してきた、とまで言えるかもしれない。

「はじめにロゴスありき。」──自己の現象は、ロゴス(言葉)抜きにはありえない。


▼関連・参考文献

丸山圭三郎『言葉と無意識』講談社現代新書、1987年

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伊藤計劃『虐殺器官〔新版〕』ハヤカワ文庫、2014年

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宮田光雄『ナチ・ドイツと言語──ヒトラー演説から民衆の悪夢まで』岩波新書、2002年

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グレッグ・イーガン『しあわせの理由』山岸真訳、早川書房、2003年

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テッド・チャン『息吹』大森望訳、早川書房、2023年

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イーサン・クロス『Chatter(チャッター)── 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』 鬼澤忍訳、東洋経済新報社、2022年

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ジュリアン・ジェインズ『神々の沈黙──意識の誕生と文明の興亡』柴田裕之訳、2005年

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