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【前編】キキはなぜ飛べたのか|宮崎駿『血で飛ぶ』と身体の話 #39

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何も考えずにできていたことが、ある日急にできなくなる。子供の頃は当たり前にできていたのに、今は同じことがどうしてもうまくいかない──そんな感覚を、誰しも一度はくぐっているのではないかと思います。その「できる/できない」を分けているものは、意志の強さでも頑張りの量でもなく、身体に組み込まれていた「ある条件の整い方」だった。今回は魔女の宅急便のキキを起点に、その「整い方」の正体を身体論の側から読み解いていきます。「キキはなぜ飛べたのか|宮崎駿『血で飛ぶ』と身体の話」シリーズの前編です。3回に分けてお話ししていきます。前編(今回)でお話ししているのはこんな内容です。・魔女の宅急便、キキが突然飛べなくなる場面の不思議・宮崎駿監督の「血っていったいなんですか?親からもらったものでしょう?」「無意識に成長することは不可能である」という二つの言葉・アフォーダンス──環境が私たちに「こうできるよ」と差し出してくる可能性(ジェームズ・J・ギブソン)・メルロ=ポンティの「I can/je peux」──「私はできると信じる」ではない、別の意味の「できる」・コップに手が伸びるとき、私たちは「取ろう」と決意してから動いているわけではない・「できる」を支える4つの条件──身体合理性/身体図式/物理的条件/環境・生まれたばかりの赤ん坊が走れない理由(身体合理性は高いのに)・キキの「血で飛ぶ」の正体──野生としての身体知中編・後編では、キキが飛べなくなった日に身体で何が起きていたのか、そして「俯瞰で意識的に見つめる」を身体の方から読み替えるとどうなるのか、までを話していきます。「子供の頃のあの感覚が懐かしい」と感じる方、「最近、急にできなくなったことがある」という方に、聴いてほしいシリーズです。------身体の教養ラヂオ/のんべんだらりと暮らすだけお手紙・ハガキ募集中です。〒981-0811宮城県仙台市青葉区一番町一丁目12-39-503大沼鍼灸 宛話している人についてhttps://www.somaticstudiojapan.com/tatsuyaonuma#身体の教養 #ソマティクス #魔女の宅急便 #ジブリ #アフォーダンス #宮崎駿 #身体知の書庫
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