「温度」ではなく「性質」で冷やす!夏こそお腹を守って夏バテ予防/2026年8月10日MROラジオ放送分
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東洋医学における夏バテ予防の最大のポイントは、「胃腸や内臓を冷やさないこと」です。
近年の猛暑をしのぐためには体を上手に冷やす工夫が不可欠ですが、冷たい飲食物で直接内臓を冷やすのではなく、食べ物が持つ「性質」を利用することが大切です。
例えば、緑茶やカニは体を冷やし、紅茶やエビは体を温める性質を持っています。中でもスイカは、体にこもった熱を冷まして潤いを与えるため「天然の白虎湯(漢方薬)」と呼ばれるほど夏に最適な食材です。ただし、冷蔵庫でキンキンに冷やして食べると胃腸が弱り、下痢や夏バテの原因になってしまいます。少し常温に戻してから食べ、さらに効能が高い「皮」の部分もスープや漬物にして活用するのが理想的です。
※白虎湯とは「熱冷まし」「喉の渇きを鎮める」「汗を止める」作用を目的とされた漢方処方で、3世紀からある中国でも最も古い医学書にも掲載されています。
冷たいもの(アイスなど)の摂りすぎによる過度な冷えは、食欲低下や生理痛の悪化など様々な不調を招きます。エアコンの効いた部屋では温かい飲み物を口にし、夜には薄着のパジャマでも良いのでお腹だけは「湯たんぽ」で温めるのがおすすめです。夏の隠れ冷え性が改善され、朝からしっかり食事が摂れるようになって好循環が生まれます。
また、スパイスを利用するのも効果的です。内臓の冷えを取り、発汗による体温調節や食欲増進を助けてくれます。ただし、過剰摂取は体に熱がこもったり秋口の空咳に繋がったりするため適量を心がけましょう。外仕事で疲れやすい方や夏バテを繰り返す方は、胃腸や心肺機能を高める漢方薬も上手に頼りながら、内臓をいたわる夏の過ごし方を意識してみてください。
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