『炎路を行く者』のカバーアート

炎路を行く者

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炎路を行く者

著者： 上橋 菜穂子
ナレーター： 大森 ゆき
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このコンテンツについて

「守り人」シリーズで、タルシュの密偵（ターク）となって活躍したヒュウゴ。そのヒュウゴが、ヨゴ国の軍人の家庭に生まれながら、なぜタルシュ国の密偵になったのかを描く「炎路の旅人」と、バルサの少女時代を描く「十五の我には」の二作品を収録。番外編にあたる守り人作品集です。

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。
＊本タイトルは、差し替え修正済みです。(2024年11月9日更新)

©Nahoko Uehash Published in Japan by KAISEISHA (P). MEDIA DO Co.,Ltd. ファンタジー

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本編シリーズ後半、いわゆる敵側の登場人物なのに、全く違う印象を与えてくれたヒュウゴでしたが、彼がなぜチャグムに惹かれまた密偵の立場で自国の行く道を軌道修正しようとあれほど命がけで臨んだのか、その原点がよくわかりました。登場人物の深さをこんなに掘ってくれると本編の話でのやりとりの理解がさらに深まりました。十五の…と合わせ個人的には『炎路を行く者』はシリーズ内でもかなり大切に思っているなお話です。

守り人シリーズ全体の奥ゆきが更にさらに増す！

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全巻読破、聴破！しました。聴き始める度に心が鷲掴みにされ、愛すべきバルサやジグロ、チャグム、タンダやトロガイ達と共に過ごした時間はかけがえのない大切な時間となりました。多分今後も何度も彼らに会いたくなるでしょう。本当に素晴らしい作品です。ナレーションも最高‼️でした。

ずっと浸っていたい世界

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ストーリーが素晴らしいのは言うまでもないが、毎回一人のナレーターがやっていると思えないくらい多くの声の登場人物が出てくる。Audible作品は過剰なナレーションによって物語に集中できないことが多いのだが、この方のナレーションはとても自然で世界にどっぷりと浸かれる。

ナレーションのうまさ

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ヒューゴやバルサが辿ってきた人生が分かり、より理解が深まる。
この人物像を作り上げる上橋さんが本当に素晴らしい❗️

理解が深まる

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守り人シリーズ7作目から登場し、最終章まで主要な人物として描かれるヒュウゴ。その子ども時代から青年期までの物語、そして少女時代のバルサと無骨ながら深い愛情でバルサを育ててくれた養父ジグロとの物語が収められています。

個人的にヒュウゴは守り人シリーズの中でもかなり好きな登場人物で、この魅力溢れる人はどういう道を辿ってきたのだろうと思いながら本編を聴いてきたため、本作で明かされるヒュウゴの過去には感動しました。

こうした出会いや出来事を通してあのヒュウゴになったのだなと深く納得しました。この1冊の中にも守り人シリーズに通底する勇気や信念といったものがギュッと詰まっており聴けて本当に良かったです。

そしてシリーズを通して朗読を担当されている大森ゆきさんの演じ分けや感情の込め方は今作でも素晴らしく、こんなに良い朗読を聴かせてくださってありがとうございます！という気持ちです。

必聴、ヒュウゴの若き日々

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ヒューゴの話しでシリーズに深みが増しました。
いろんな登場人物の物語をずっと聞き続けたいです。

短編も面白いです。

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ヒュウゴの過去を知ると、川のそばの倉庫が火事になったときにバルサを助けてくれたことや、ラウル王子に語った言葉などがより深く印象的なシーンに感じられて、もう一度『蒼路』『天と地』を読み直したくなります。
外伝でしか語られない教養人的なジグロも大好きです。
ナレーションもやっぱり素晴らしいです。特に不安定な少女期のバルサが、バルサではありつつ少女感が強くて、凄いなあといつもながら感心するばかりです。

次回で最後なのが寂しいです。『風と行く者』も楽しみにしています！

本編が何倍も楽しくなる番外編

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ヒューゴの話とバルサの話が最後は合わさりなんとも言えない余韻でした！

最高！！

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