アッタレーア・プリンケプス(小学館の名作文芸朗読)
小学館
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ナレーター:
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水島 裕
ガラス張りの大温室には熱帯植物が密集し、根や枝を絡ませながら窮屈に生きている。故郷の南国を恋う一本のシュロ「アッタレーア・プリンケプス」は、とくに背が高く、美しいがゆえに孤立し、ガラス越しに見える青空を誰よりも切実に慕っていた。故郷を知るブラジル人は本当の名を口にし、故郷の友人に会ったように語りかけてくるが、園長は「学名だけが本当の名である」と受け付けない。その光景に、自分の境遇を思い知らされるのであった。©2026 Public Domain (P) (P)2026 エイトリンクス
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