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《1422》絶対に見て欲しい番組があります📺👀

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■本日ご紹介する番組

時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜

被曝(ひばく)治療83日間の記録 〜東海村臨界事故〜

https://www.web.nhk/tv/an/tokikaketv/pl/series-tep-WQGK99QWJZ/ep/PMYXV76ZY7


参考)

「存命だったら還暦」…JCO臨界事故から25年、被曝の治療にあたった医師は今も遺族と文通続ける

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240930-OYT1T50076/

東海村臨界事故被ばく患者の治療経験 - 前川和彦

https://dbarchive.biosciencedbc.jp/yokou/pdf/2002/200208961560009.pdf


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



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#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

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#医療 

#健康  

#スタエフ医療部


■AI要約(誤字はご勘弁ください)


内科医たけお氏による「心身健康ラジオ」の放送内容を要約します。今回は、NHKの番組『時をかけるテレビ「いまこそ見たいこの1本」』で紹介された、1999年の「東海村臨界事故」に関するドキュメンタリー『被曝治療83日間の記録』をテーマに、医療者の視点からその衝撃と意義が語られました。


番組は、2001年にNHKスペシャルとして放送された内容を再構成したもので、当時の主治医である前川和彦先生や看護師たちの証言を中心に構成されています。たけお氏は、医師としてこの事故の知識はあったものの、実際の治療経過や、被曝した患者の身体に何が起きていたのかを詳細に知る機会はこれまでなかったと述べ、その過酷な現実に強い衝撃を受けたと語ります。


臨界事故によって瞬間的に大量の放射線を浴びた患者は、直後こそ軽微な火傷程度の症状に見えるものの、時間の経過とともに症状は急激に悪化します。放射線が細胞の「設計図」である染色体(DNA)を完全に破壊してしまうため、新しい細胞が作られなくなるのです。


具体的には、まず免疫を司る白血球が作られなくなり、妹からの細胞移植も試みられましたが、移植された細胞までもが破壊されてしまいました。また、皮膚の再生が止まることで全身の皮膚が失われ、消化管など全身から出血が止まらなくなるなど、凄惨な経過を辿ります。当時の最高峰の医療リソースを投入しても、83日間の壮絶な闘いの末に救命は叶いませんでした。たけお氏は、現代の医療技術をもってしても、同様の事態を救命するのは極めて困難だろうと推測しています。


また、番組では治療にあたった医療従事者たちの葛藤も描かれています。未知の事態に直面し、日々刻々と悪化する患者を前に、どのような思いで治療を続けたのか。この姿は、近年のコロナ禍で未知のウイルスに立ち向かった医療現場の状況とも重なるところがあり、医療者としてのあり方を改めて考えさせられる内容であると指摘しました。


最後に、番組には皮膚の剥離や出血など、視覚的にかなりショッキングな場面が含まれるため、視聴には注意が必要であると促しつつ、同名の書籍も出版されているため、そちらも併せて読むことを勧めています。放送は、恒例の「心身じゃんけん(今回はチョキ)」で締めくくられました。

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