[6巻] バッテリーVI
(KADOKAWA)
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ナレーター:
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乃神 亜衣子
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著者:
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あさの あつこ
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ただし「完結」という言葉が持つ明快な解消感とはちょっと違う。
むしろ、答えを出し切らないまま次の物語へ踏み出していくような、 "To be continued" 的な終わり方が印象的。
巧というキャラクターは最後まで折れない。
ある意味で不器用なほど自分の信念に忠実で、それが聞き手を苛立たせ、ときに深く心を打つ。
豪との関係も、友情とも依存とも呼べない複雑な均衡を保ったまま物語が閉じる。
きれいに解決しないからこそ、リアルだと感じた。
瑞垣や門脇といった脇を固めるキャラクターたちの揺らぎも丁寧に描かれており、主軸の試合シーンと並走するかたちで感情の密度を高めている。
特に門脇の、天才特有の渇望と孤独は、巧とは別の種類の痛みとして刻まれた。
乃神亜衣子さんのナレーションは、こうした内省的な場面においても安定した落ち着きがあり、文章のリズムを壊さずに物語の空気感を届けてくれる。
激しい試合の緊張感と、静かな心情描写の温度差を丁寧に演じ分けていて、そこのところは聞き読ならではの感がある。
読み終えてしばらく経っても、あの試合の空気と、巧の「次の一球」という言葉が頭の片隅に残り続ける。
それだけの余韻がある作品だった。
完結してなお、余韻が消えない——これが青春の輪郭。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
野球の面白さを十分知らされました。たくみを取り巻く人達も魅力ある人ばかりでした。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
著者は野球に明るい訳でないとのことだが、リアリティは十分にあったし、これは小説であって、むしろ、知ってるが故の変な縛りがなくて良かったのではと思う。
また、一部の登場人物の思考描写が大人過ぎると感じることもあったが、一流の、全国レベルの少年なら、そこまで成熟していることもあるだろうし、本来は表現が難しい微妙な心持ちを、小説においては文字で表現しないといけない。ここに児童文学の難しさがあると思った。
しかし、その様な時折浮かぶ雑念も、次が気になる目の離せない展開に掻き消された。
物語も朗読も秀逸でした!
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聴き応えがありました、ひきこまれました。
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内面の描写が多い作品だったんだな。
原作を聞けて良かった。
切ない気持ちになる
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