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[5巻] ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5

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[5巻] ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5

著者: 大森 藤ノ
ナレーター: 冨岡 美沙子
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このコンテンツについて

59階層の決戦を制し帰還に移る【ロキ・ファミリア】。
だが道中、ダンジョンの異常事態により行動停止となる一行は18階層で野営を行うことに。
そこにはアイズが再会を望む白髪の少年の姿が……
「ベル……?」

昇格の世界最速記録を樹立した少年に興味津々のアイズ達、そして一人不機嫌に陥るエルフの少女。
何とか我慢しようとするレフィーヤだったが──少年がもたらす騒動に、とうとう怒りが爆発する!
「待ちなさぁ────────い!」
「ひいいいいいぃいいいいいいい!?」
冒険者達の束の間の休息編!

これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──©2015 大森藤ノ/SB Creative Corp. イラスト:はいむらきよたか キャラクター原案:ヤスダスズヒト (P)2025 Audible, Inc.
文学・フィクション・ライトノベル

Audible制作部より

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本作はライトノベル原作のファンタジー冒険譚。
舞台は大迷宮「ダンジョン」で、外伝ならではの視点で描かれ、今回は【ロキ・ファミリア】の束の間の休息と、アイズ・ヴァレンシュタインとベル・クラネルの邂逅を軸に進みます。
テーマは「仲間との絆」「憧れと嫉妬」、「英雄に惹かれる心の葛藤」
本編を知っている方には、キャラクターの意外な表情が楽しめる回になっています。

59階層での激戦を終え、帰還を目指す一行。
しかし道中、異常事態により18階層で足止めを余儀なくされます。
キャンプを張る彼らの前に現れるのは、昇格最速の記録を打ち立てた白髪の少年ベル。
アイズは彼との再会を望み、エルフの少女レフィーヤは複雑な思いに揺れる――冒険の合間に描かれる、束の間の人間模様が物語を温かくも賑やかに彩ります。

朗読は冨岡美沙子さんで、声質は透明感があり、清楚さと力強さを兼ね備えています。
アイズの凛とした雰囲気や、レフィーヤの感情の揺れを見事に演じ分けています。

演技力は「さすがの一言」感情表現が豊かで、シリアスな場面では落ち着いた低めのトーン、コミカルな場面ではテンポを速めるなど、場面の雰囲気を的確に伝えてくれます。
特にレフィーヤの嫉妬混じりの叫び声は臨場感たっぷりで、耳元でキャラクターが生きているかのよう。

テンポは自然で聞きやすく、速すぎず遅すぎず。通勤中でも集中して楽しめます。

BGMや効果音は本作には特筆すべきものはありませんが、逆に朗読そのものに集中できる点で好印象。

誰におすすめか
・本編「ダンまち」が好きで、キャラクターの裏側をもっと知りたい人
・ファンタジー冒険ものを“ながら聴き”で楽しみたい人
・通勤や散歩などで軽快に物語に没入したい人

向かない人
・外伝という立ち位置のため、本編を知らないと人間関係がやや掴みにくい点
・シリアスよりもバトルの迫力を求めている方には、今回はやや物足りなく感じる

他作品との比較すると、大森藤ノ氏の本編『ダンまち』に比べ、本作はキャラクター心理の掘り下げに重点が置かれています。
同じAudible版でも、本編の方がアクション寄りで、外伝は人間模様寄り。
両方を聴くことで、キャラクターたちの多面的な魅力を味わえます。

聴く上でのヒント
・登場人物が多いため、最初はじっくり聴くと関係性が理解しやすいです。
・コミカルな掛け合いが多く、リラックスしたい時におすすめ。寝る前に聴くよりも、朝の移動や昼間の作業のお供に適しています。

冒険と休息のあいだに光る、人間模様のドラマ

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