[2巻・上] 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 2 上
(KADOKAWA)
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ナレーター:
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茅野 愛衣
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著者:
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井中 だちま
このコンテンツについて
真々子に追いつくべく、強化アイテムが手に入るという学園の試験運用クエストに参加する真人たち。しかし――「どう? 似合うかしら」当然のように真々子(セーラー服、スクール水着もあるよ!)も付いてきて!?
※本作品は富士見ファンタジア文庫「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 2」を分冊し、プロローグ/第一章/第二章を収録したものです。
今回もナレーションを務めるのは、母・真々子役の茅野愛衣さん。
彼女の柔らかく包み込むような声質は、リスナーの耳を一瞬で母性の海へと引きずり込みます。
まず印象的なのは、声の抑揚とテンポ感の巧さです。
コミカルな掛け合いの場面では軽快に、母が息子を包み込むシーンでは一転して優しく落ち着いたトーンに。
特に「どう? 似合うかしら」の台詞では、母親らしい無邪気さと息子を困らせたい“可愛げ”が絶妙に混ざり合い、聴いているこちらまで笑ってしまいます。
BGMは控えめでシーン転換を支える程度。
そのため、声そのものの演技力が物語を引っ張る構成になっています。
ドラマCD的な演出よりも“朗読寄り”ですが、茅野さんの表現力があまりに豊かなので、まったく退屈しません。
「耳で聴く」ことに特に向いている理由は、テンポの良い会話と、シーンの軽快な切り替えです。
読書では見過ごしがちな細かな感情のニュアンスも、声によって自然と伝わってくる。
親子の距離感の“間”が音で感じ取れるのは、Audible版ならではの醍醐味でしょう。
この作品を聴くことでできるようになること──
それは「恥ずかしい親子の距離感を、笑って受け入れる力?」かな?
聴いているうちに、「母が一緒にRPGに参加する」異常事態が、なぜか微笑ましく感じてくる。
声の力は偉大です。
まとめると、本作は“耳で楽しむホームコメディ×ファンタジー”の傑作。
茅野愛衣さんの声をBGM代わりに流しても良し、通勤中にクスッと笑うのも良し。
活字よりもテンポよく、感情豊かに作品世界を味わいたい人にぴったりです。
声だけで笑える!茅野愛衣ボイスが炸裂する“お母さん無双”劇場
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
お母さん萌えの勢いだけでは聴くのがしんどくなってきます。
さすがに飽きてきたかも
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