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あらすじ・解説

<内容紹介>

長野県のS村に帰省していた殿村昌一は、親友の大宅幸吉と一緒に村はずれの散歩の最中、血みどろの山犬に出くわす。大宅はモグラか何か食ったのだろうと笑ったが、それにしては変だと殿村は訝しく思う。その次に出くわした山犬が加えていたのは、人間の生腕であった。

二人は山犬が落としていった生腕を怖々と覗き込みながら、気になって山犬のやって来た方向へ急いだ。すると、そこにあったのは山犬に食い荒らされた若い女性の遺体であった。顔が跡形もない赤はげになって判別できなかったが、生きている女性が山犬に食われているのに、何の騒ぎにもならないのはおかしいと二人は疑問を持つ。きっとこの女性は、犬に食われる前に殺されていたのだという結論に達する。

二人は番小屋にいた仁兵衛爺さんを現場に呼び、この女性に見覚えはあるかを問うと、仁兵衛の娘お花はその着物の持ち主に覚えがあった。それは豪農山北家の鶴子のものだと聞いて、大宅の顔色が変わった。鶴子は大宅が嫌い抜いている彼の幼時からの許嫁の娘なのであった……

<江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)>

日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設された。
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鬼に寄せられたリスナーの声

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