『[12巻] 盾の勇者の成り上がり 12』のカバーアート

[12巻] 盾の勇者の成り上がり 12

(KADOKAWA)

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[12巻] 盾の勇者の成り上がり 12

著者: アネコ ユサギ
ナレーター: 矢尾 幸子
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このコンテンツについて

盾の勇者・尚文は、ある日コロシアムで信じられないものを目撃する。それは偽名を使い一心不乱にファイトマネーを稼ぐ弓の勇者の姿だった。勇者更生編(?)ついに完結!? 異世界リベンジファンタジー第12弾!!(C)Aneko Yusagi 2015 文学・フィクション・ライトノベル
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この作品は、シリーズの中でも「弓の勇者・樹」の再生を描く重要なエピソード。
耳で聴くと、この“更生編”のテーマがより濃密に響いてきます。
コロシアムでの闘い、仲間との葛藤、尚文の静かな怒り。
すべての場面が「音」だけで立ち上がる、劇場のような臨場感があります。

ナレーターの矢尾幸子さんは、シリーズを通して安定した語りを見せ、本巻では特に感情表現の幅が光ります。
尚文の低く抑えた声、弓の勇者の焦りと自嘲、バトルの瞬間の緊張感。
声の温度差が絶妙で、キャラクターたちの心情がスッと耳に染みます。
抑揚のコントロールが的確で、早口になりがちな戦闘シーンでも聞き取りやすい。
プロの朗読として完成度が非常に高いです。

また、BGMや効果音は控えめ。
だからこそ声の演技が主役として際立ちます。
戦闘の描写も“音”で感じるように設計されており、ラジオドラマを聴いている感が味わえる。
環境音がない分、自分の想像力が補完する余地が大きく、脳内で映像を描く楽しさがあります。

「耳で聴く」ことにとても向いている作品。
特にこの第12巻は、セリフの応酬と心理戦が中心のため、読書よりも耳読での集中する方が理解しやすいです。
視覚情報がないぶん、キャラクターの感情の揺れや沈黙の“間”がよりリアルに伝わってきます。
感情の振り幅を声で体感できるのは、Audible版ならではの魅力です。

この作品を聴くことで得られるのは、「感情の想像力」。
キャラクターの声から心情を読み取る練習になるし、日常でも人の声のトーンや言葉の裏を感じ取る感性が磨かれます。
単なる物語の追体験を超えて、“聴く力”そのものを育ててくれる作品です。

まとめると、『盾の勇者の成り上がり12』Audible版は、ストーリーと朗読の両輪が噛み合った完成度の高い一作。
シリーズのファンはもちろん、初めて聴く人にもおすすめできる“耳で戦うファンタジー”の快作です。

戦いと贖罪の音が交錯する——“聴く盾の勇者”はここに極まる!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

会話文だらけのライトノベルは全く読む気になれませんでしたが、ナレーターの方が高い演技力で朗読する事で何の苦もなく読む(聞く)事ができます。

今回はペット系キャラが多く活躍しますが、ナレーターの矢尾さんの演技の幅の広さに驚きました。多数のキャラに加えペットキャラまで上手く表現してくれるとは…。

Audibleでラノベは化ける

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