『人間椅子』のカバーアート

人間椅子

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人間椅子

著者: 江戸川 乱歩
ナレーター: 佐々木 健
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作家である佳子の元に届いたのは一通の奇妙な手紙だった。
それは一人の椅子職人によるものであり、奇妙奇天烈な告白であった。
彼は醜い容貌を持つ椅子職人であり、腕前は一流ではあるものの、人に愛されずに生きてきた。自分が丹精込めて作り上げた椅子を手放したくない、出来ることなら、その椅子と一緒に、どこまでもついて行きたい――そんな単純な願いはいつしか妄想と共に昇華して、己の身体を出来上がった椅子の中に入れ、その椅子の一部となることに行き付いたのであった……



江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)
日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設された。
(c)2018 Pan Rolling
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初の江戸川乱歩作品。結局、本当に実行していたことなのか曖昧に終わる作品だが私は誤魔化しただけで、本当にやったことなんじゃないかな?と感じた。「気持ち悪い」と切り捨てるのは簡単だけど、そうするしかなかった可哀想な男性の人生を思うと切り捨てない優しさを持ちたい。でも、実際に被害者になってしまった場合は恐怖で警察に突きつけることになるでしょう。どうしても、自分が女性なので被害女性の気持ちに寄り添いたくなるが、悲痛な悲しい男性の泣き声も同時に聞こえ、色々と考えてしまう短いのに、深い作品だった。

不気味な純愛

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1時間弱で聴けるホラーまではいかない、オーディブル向けな気楽な作品。でも最後の最後は「ほー」となる結末でした。隙間時間に良いのではないでしょうか?

ラスト数秒が面白い。

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ところどころで、ずいと身を乗り出して間近でささやきかけられるような迫力があり、ゾクッとしました。夢かまことか、奇妙な味わいです。

鬼気迫る語り口

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ナレーションの心地良さに…スッと妖しい世界に入ってしまいました。 自分で読んだ時には(子供だったせいもあると思いますが…)、気持ち悪いイメージが残っています。 椅子職人の話が真実だったとして…「世にも醜い」その男は、世にも美しいのでは無いのだろうか…。 などなど、色々と想像を膨らませる事が快感でした。 何度も聴きたいですね。

吸い込まれるように…

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2枚目の手紙がオチになっていますが、本当の事ではと感じました。椅子を調べると中からは,..

本当は

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