にんじん
こどものための聴く名作 21
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著者:
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ジュール・ルナール
このコンテンツについて
内容紹介
ある晩、お母さんがにわとり小屋のとびらをしめわすれたと言いました。
お母さんは三人の子どものうち、一番上のフェリックスにしめてきてといいました。フェリックスは自分の役目ではないと断ります。次にお母さんは「じゃあ、エルネスティーヌは?」と二番目のお姉さんのほうを向いて、聞きました。エルネスティーヌはこわいから嫌だと断りました。
するとお母さんは、今思い出したかのように「にんじんをわすれていたわ。にんじん、あなたが行きなさい」と言いました。お母さんは末っ子の男の子を「にんじん」とよんでいました。かみの毛が赤くてそばかすだらけだったからです。にんじんは自分もこわいから嫌だといいましたが、聞き入れてもらえません。しかもにんじんがぐずぐずしていると、お母さんはおこりはじめました。にんじんは怖い思いをしながら外へ行き、仕方なくにわとりのとびらを閉めました。 家に戻ったら家族のみんなから心配されたり、褒められてたりと期待をしていたにんじんは家族の無反応にがっかりしました。そのうえお母さんは「にんじん、明日からは毎晩おまえがにわとり小屋をしめに行きなさい」と言うのです。
このように家族が嫌がったり、面倒だと思うことは暗黙の了解のようににんじんが引き受けているのです。お母さんはにんじんをいじめますがにんじんはお母さんの愛情が欲しいと思い続けます。お父さんも仕事で忙しく冷たい反応。兄弟もにんじんのことをこき使います。
それでも正直で従順だったにんじん。
しかし、月日が流れ大きくなったにんじんは、初めて母親に反抗し…。
目次
1.にわとり小屋と犬
2.ひどい夜
3.兄弟
4.お父さん
5.学校の寮
6.名付け親のおじさん
7.マチルド
8.つり針
9.銀のコイン
10.変化
11.初めての反抗(はんこう)
12.にんじんの気持ち
ジュール・ルナール
1864年生まれ。フランスの小説家、詩人、劇作家。『根なしかずら』『ぶどう畑のぶどう作り』
『にんじん』などを発表した。1910年没。
この話は極端かもしれないですが、現代でもおそらく共通するところがあると思います。
初めて反抗するまで何がにんじんの心でどんな変化が起きたのか、特に親子で聞いてみてほしいですね。
にんじんの理由
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
お父さんとの手紙
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
本文中何箇所か抜かれている章があるようでそこが残念でした
にんじん
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。