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谷本 清 著者プロフィール
**谷本 清(1909–1986)**は、広島で活動したメソジスト教会牧師、人道活動家、作家です。
関西学院大学神学部を卒業後、アメリカ・ジョージア州のエモリー大学キャンドラー神学校で神学を学びました。1943年に帰国し、広島の**流川メソジスト教会(現・流川教会)**の牧師に就任します。
1945年8月6日、谷本は広島で被爆しました。爆心地近くで奇跡的に生き延びると、直ちに負傷者の救護や避難誘導に奔走し、多くの命を救いました。その献身的な行動は、広島を代表する人道の記録として世界に語り継がれています。
1946年にはアメリカ人ジャーナリスト、ジョン・ハーシーと出会い、その証言は『ニューヨーカー』誌に掲載された歴史的ルポルタージュ『ヒロシマ』の中で世界中に紹介されました。この作品は原爆の実相を伝える最も重要な記録の一つとして、今日まで読み継がれています。
その後も、原爆で重いやけどを負った若い女性たち「広島の被爆乙女」の渡米治療の実現に尽力するなど、日米の架け橋として平和と和解のために生涯を捧げました。
谷本の日記と著作には、極限の状況の中で見つめた信仰、人間愛、赦し、そして希望が綴られています。その言葉は、被爆から80年以上を経た今も、世界中の読者に平和の尊さと人間の尊厳を伝え続けています。
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