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三原学@バスケの大学

著者: 三原学@バスケの大学
  • サマリー

  • バスケ指導者のわたしが、バスケやコーチングなどの話をして、1日1つ、あなたのお役に立つ番組です🏀 バスケの大学メルマガはこちら! https://coach-mm.com/mm
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エピソード
  • 大事な試合は60点代 24-5-29 #260
    2024/05/29
    【大事な試合は60点代】 (※今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓↓) https://voicy.jp/channel/4018/1293623 ━━━━━━━━━━━━━ 広島ドラゴンフライズ ━━━━━━━━━━━━━ 昨日、Bリーグ決勝第3戦が行われました 広島ドラゴンフライズが初優勝です 創部10周年でつかんだ初優勝は、西地区3位ワイルドカードからの「下剋上」でした 10年前はB2からのスタートと考えると、すばらしいストーリーです 個人的には今シーズン引退の朝山選手を応援していたので、大変うれしいです おめでとうございます! ━━━━━━━━━━━━━ スコア ━━━━━━━━━━━━━ スコアは50対65でした バスケットの試合としてはロースコアです シュート力が武器の王者・琉球に対して、広島がディフェンスで我慢した展開 第3戦ともなると、お互いに手の内がわかっていることもあり、楽なシュートなどほとんどゼロに等しい試合です ディフェンスがとてもクローズアップされた名勝負でした ━━━━━━━━━━━━━ 大事な試合は60点代 ━━━━━━━━━━━━━ わたしはこのラジオで何度もお話ししていますが、決勝戦とか入れ替え戦とか、ものすごく大事な試合は「60点代」が多いです 今回のBリーグ決勝は3試合ともいずれかのチームが「60点代」です ・第1戦 琉球74-62広島 ・第2戦 広島72-63琉球 ・第3戦 広島65-50琉球 また昨年の大学日本一を決めるインカレ決勝(男子)は白鴎大71-68東海大でした もちろんすべてではありませんが、「大事な試合ほど60点代のロースコアになる」という傾向は言えると思います ━━━━━━━━━━━━━ ディフェンスが大事 ━━━━━━━━━━━━━ 昨日の広島がまさにその好例ですが、強いチームはディフェンスが安定しています 点を取るスタイルの「ラン&ガン」をやるにしても、結局はディフェンスがよく、リバウンドに強くないことには速攻が出ません 日頃から強いディフェンスを練習でやっていないと、セットオフェンスの精度も増しません ディフェンスが大事であり、その強度を保てるかどうかがチーム力なのです ━━━━━━━━━━━━━ 点が入らなくても ━━━━━━━━━━━━━ そして、もうひとつ大事なことは「ミスが起きるのが当たり前」という考えです 相手もディフェンスに力を入れているし、スカウティングもしている ましてや、相手の方が身長や運動能力に長けているとすれば、なかなか得点が入らないことは当然と言えます ミスが増えたら、がっかりしている場合ではなく、流れが悪いなりにがんばる とても当たり前なことですが、このメンタルはレベル関係なく重要です ━━━━━━━━━━━━━ 悪い雰囲気の練習 ━━━━━━━━━━━━━ ミスが多く、コーチや選手の思っている通りのプレーができない そんな日の練習は、コーチも選手もしょんぼりしがちです もちろん、怠惰な取り組みによるミスは許されないと思いますが、みんなが一生懸命にがんばっているのに、今一つ乗り切れない。そんな日ってあると思います そんなときは「大事な試合こそ60点代」というキーワードを思い出し、悪いときに悪いなりにがんばれるチームでありたいですね シュートが入らなくてもリバウンド、ディフェンス、ルーズボールへのハッスルを続ける。ミスしても全力で戻る。こういう習慣が、大舞台での良い成果につながるのです ▼三原の最新のチーム作りについて、頭の中を共有している2,000~3,000文字の記事をほぼ毎日投稿している「バスケの大学・研究室」はこちらです https://coach-mm.com/member/ ▼無料メルマガにて、特別動画をプレゼント中です https://coach-mm.com/mm/ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/5f4dbd796a9e5b17f7b9b562
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    13 分
  • バスケは後出しジャンケン 24-5-28 #259
    2024/05/27
    【バスケは後出しジャンケン】 (※今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓↓) https://voicy.jp/channel/4018/1144562 ━━━━━━━━━━━━━ メルマガ ━━━━━━━━━━━━━ メルマガ読者さんからたくさん質問をいただいています 今日もその質問に答えていきます 『高校男子を指導しています 新チームになります、新たに5ーout モーションオフェンスを練習しています。 SDDLの練習手順で行っていますが、ダミーフェンスで行う時、どうしても読んでしまい、先回りして攻撃を止めてしまいます 読まないで、オフェンスの動きについていき、スクリーンもかかってやれと言っていますが アドバイスをお願いします』 なるほど、コーチが思った通りに練習が進まないということですね これはよくあることです ━━━━━━━━━━━━━ バスケは後出しジャンケン ━━━━━━━━━━━━━ わたしはバスケットボールという競技は、まるで後出しジャンケンのようにプレーすれば必ず勝つという信念があります シュートと見せて、ディフェンスを伸びあがらせてドリブルで抜く 左に行くと見せかけて、右に行く 相手の反応の逆を突く一瞬の判断こそが、バスケットボールの醍醐味です このようなフェイントプレーは、高度になった現代バスケでますます生きてきます ━━━━━━━━━━━━━ SDDL ━━━━━━━━━━━━━ 質問者さんの文章にあったSDDLとは、練習段階のことです ・S(シャドー)・・・形を覚える「から動き」 ・D(ダミー)・・・飾りとしてダミーディフェンスをつける ・D(デシジョンメイク)・・・ダミーディフェンスがアクションを起こして、判断練習をする ・L(ライブ)・・・お互い真剣にプレーする この段階で練習すると、判断力を養うことができるという意味です ━━━━━━━━━━━━━ ダミーディフェンス ━━━━━━━━━━━━━ ダミーディフェンスをつけて、オフェンスのためにスクリーンに引っかかってあげる オフェンスのフェイントにかかってあげる ダミーは簡単なようで、意外と難しいのです。バスケットボールの戦術理解が高い人ができることで、実はなかなか難しいです わたしも選手同士でダミーをやると、全然意図しない練習になることがありました トップレベルのチームになると、アシスタントコーチがダミーをすることがほとんどです 高校生ということで、ダミーが難しい、そこまでのバスケの理解ができていない、ということかもしれません それであれば、シャドーをした後にライブをたくさん行って、感覚を養った方がいいですね ひとつ気になったのが「ダミーフェンスで行う時、どうしても読んでしまい、先回りして攻撃を止めてしまいます」という部分です 止められたあと、オフェンスがどう反応するかが一番大事なので、そこで練習を止めない方がいいです ━━━━━━━━━━━━━ 選択肢をたくさん教える ━━━━━━━━━━━━━ たとえばトップから45度にダウンスクリーンに行きました 45度の選手はスクリーンを使ってトップに行こうとしました そこをディフェンスが止めました そのときは、スクリーナーのスリップだったり、バックカットだったり、いろいろと他の選択肢があるはずです バスケは後出しジャンケンなので、1つ止められたら、他の攻めが必ずあります オフェンスを1つの形にはめすぎず、「こう止められたら、これ」という選択肢をどんどん教えてあげるといいですね ▼三原の最新のチーム作りについて、頭の中を共有している2,000~3,000文字の記事をほぼ毎日投稿している「バスケの大学・研究室」はこちらです https://coach-mm.com/member/ ▼無料メルマガにて、特別動画をプレゼント中です https://coach-mm.com/mm/ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/5f4dbd796a9e5b17f7b9b562
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    13 分
  • 人は論理の生き物ではなく、感情の生き物 24-5-27 #258
    2024/05/26
    【人は論理の生き物ではなく、感情の生き物】 (※今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓↓) https://voicy.jp/channel/4018/1234185 ━━━━━━━━━━━━━ メルマガ ━━━━━━━━━━━━━ メルマガ読者さんからたくさん質問をいただいています 中学校部活のコーチをしています。ほぼ固定のスタメンメンバーの30試合分くらいのデータを分析し、 シュートレンジ毎の決定率を算出、6月の最後の大会で勝ち上がるために、メンバーごとにシュートレンジ(ゴール下、ミドル、3Pのだいたい3段階)を指定して 「勝つために1回1回の攻撃を大切にしよう、だから確率の高い自分の距離からのシュートを打とう」と話しています が、一部の選手がまだ「(練習でも)入る確率の低い(10%くらいの決定率)3Pシュート」を打ってしまいます。 私の前任時代にあまり縛りがない中でやっていた習慣みたいな、つまり我慢が出来ない感じで打ってしまうのです。三原先生ならどう話しますか? 前任のシステムバスケから積極的なアタックバスケに変換してチームが見違えるように活き活きしていてもともとセンスのある子たちなので学校初の県大会出場は見えているので、「攻めまくるバスケの醍醐味」とともに「勝ち上がる喜び」を体感させてあげたいのです。 ━━━━━━━━━━━━━ 人は感情の生き物 ━━━━━━━━━━━━━ わたしはよくこの言葉を言うのですが 「人は論理の生き物ではなく、感情の生き物」 わかった、理解した、納得した これだけで人は動きません 自分の感情が動いたときにだけ行動します シュートを打ちたいのは感情です データを取って「ここからは確率が低いから打つな」というのは論理です どちらが強いかといったら、何十倍も感情の方が強いでしょう つまり、どれほどコーチがコントロールしたところで、ある程度はコーチと違う考えのシュートは打つと思います 人は論理の生き物ではなく、感情の生き物だからです ━━━━━━━━━━━━━ プレーを決める? ━━━━━━━━━━━━━ ひとつの方法として、すべてのプレーをセットプレーに決めてしまう方法があります ・あなたはこう動け ・ここではこっちに行け ・ここでだけシュートしろ そして、1ミリでも意にそぐわない動きをする選手がいたら、試合に使わない、という方法です そうすれば、ある程度はシュートセレクションが統率できると思います わたし個人的には、おすすめしませんが、そういう指導法もあります ━━━━━━━━━━━━━ どんなチームを作りたいか ━━━━━━━━━━━━━ 質問者さんが気になるのは 「攻めまくるバスケの醍醐味」 であれば、どんどん打っていい、というニュアンスに聞こえて 「勝つためにメンバーごとにシュートレンジを指定している」 という指示が、選手からすると矛盾して聞こえて、誤解があるのかもしれないということです 攻めまくるのであれば、打たせていき、打つこと自体がその選手を育てる道だと考えて、シュートさせるといいでしょう 結局はコーチが「どんなチームを作りたいか」だと思います わたしだったら、シュート確率の話こそしますが、「シュート打つな」という指導はしないと思います。中学生ならなおさらです ある程度のチームルールの中で、積極的にシュートに行ったプレーはOKとして、他のリバウンドやディフェンスをがんばらせます 経験上、わたしは積極的にシュートに行かせた方が結果がよかったと思っています ただ、ここ1番の試合で、「今はシュートを我慢しろ」という場面はあります どんなチームを作りたいか、を明確にして、選手の感情を動かせるといいですね ▼三原の最新のチーム作りについて、頭の中を共有している2,000~3,000文字の記事をほぼ毎日投稿している「バスケの大学・研究室」はこちらです https://coach-mm.com/member/ ▼無料メルマガにて、特別動画をプレゼント中です https://coach-mm.com/mm/ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/5f4dbd796a9e5b17f7b9b562
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    13 分

あらすじ・解説

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