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  • にんじん

  • こどものための聴く名作 21
  • 著者: ジュール・ルナール
  • ナレーター: 日和 みか子
  • 再生時間: 1 時間 53 分
  • 4.0 out of 5 stars (6件のカスタマーレビュー)

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にんじん

著者: ジュール・ルナール
ナレーター: 日和 みか子
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あらすじ・解説

内容紹介

ある晩、お母さんがにわとり小屋のとびらをしめわすれたと言いました。

お母さんは三人の子どものうち、一番上のフェリックスにしめてきてといいました。フェリックスは自分の役目ではないと断ります。次にお母さんは「じゃあ、エルネスティーヌは?」と二番目のお姉さんのほうを向いて、聞きました。エルネスティーヌはこわいから嫌だと断りました。

するとお母さんは、今思い出したかのように「にんじんをわすれていたわ。にんじん、あなたが行きなさい」と言いました。お母さんは末っ子の男の子を「にんじん」とよんでいました。かみの毛が赤くてそばかすだらけだったからです。にんじんは自分もこわいから嫌だといいましたが、聞き入れてもらえません。しかもにんじんがぐずぐずしていると、お母さんはおこりはじめました。にんじんは怖い思いをしながら外へ行き、仕方なくにわとりのとびらを閉めました。 家に戻ったら家族のみんなから心配されたり、褒められてたりと期待をしていたにんじんは家族の無反応にがっかりしました。そのうえお母さんは「にんじん、明日からは毎晩おまえがにわとり小屋をしめに行きなさい」と言うのです。



このように家族が嫌がったり、面倒だと思うことは暗黙の了解のようににんじんが引き受けているのです。お母さんはにんじんをいじめますがにんじんはお母さんの愛情が欲しいと思い続けます。お父さんも仕事で忙しく冷たい反応。兄弟もにんじんのことをこき使います。

それでも正直で従順だったにんじん。

しかし、月日が流れ大きくなったにんじんは、初めて母親に反抗し…。



目次

1.にわとり小屋と犬

2.ひどい夜

3.兄弟

4.お父さん

5.学校の寮

6.名付け親のおじさん

7.マチルド

8.つり針

9.銀のコイン

10.変化

11.初めての反抗(はんこう)

12.にんじんの気持ち



ジュール・ルナール

1864年生まれ。フランスの小説家、詩人、劇作家。『根なしかずら』『ぶどう畑のぶどう作り』

『にんじん』などを発表した。1910年没。

©2023 PanRolling

にんじんに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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お父さんとの手紙

お父さんとの手紙のやりとりをするところがよかったです。愛について考え、心がじんわり温まりました。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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にんじんの理由

虐待をされているとそう言う思考になってくるのですね。怒られたく無い、愛されたいから言うことを聞こうとするけど…胸が痛くなります。
この話は極端かもしれないですが、現代でもおそらく共通するところがあると思います。

初めて反抗するまで何がにんじんの心でどんな変化が起きたのか、特に親子で聞いてみてほしいですね。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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