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wisのアンデルセン「絵のない絵本(全)」
- ナレーター: wis
- 再生時間: 2 時間 48 分
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夏目漱石が学生に向けて語った、心を奮い立たせる言葉の数々。
ぜひ、ゆったりと耳を傾けてお楽しみください。
著者: 夏目 漱石
あらすじ・解説
デンマークの世界的童話作家アンデルセンの珠玉の名作。数々の童話の翻訳で知られる山室静氏の名訳で全文(全33夜)を朗読。
『「絵のない絵本」は連作短編小説、あるいは散文詩集というべきもので、屋根裏に住む貧しい画家に、幼なじみの月が、夜々訪れてきて、自分の見たことを語ったのを、画家が書きとめた形式になっていますが、これは彼の実際の経験から思いついたものだそうです。
少年時代のアンデルセンは、遅ればせながらにラテン語学校の給費生になりましたが、卒業を前にして、いろいろの悩みでひどい神経衰弱になり、退学してしまいます。そしてコペンハーゲンに帰って屋根裏に下宿して大学の入試にそなえながら、彼の最も苦しい時期を送ります。このときに一夜、窓の外に幼なじみの月を見出してなぐさめられたのだそうです。
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(童心社 絵本「絵のない絵本」(アンデルセン/山室静訳、いわさきちひろ画 昭和61年3月1日第60刷発行) 訳者解説より抜粋)
(注記)文中、「夜鶯」の読みについては、ドイツ語読みの「ナッハチゲル」にて朗読しています。
【朗読時間】2時間37分50秒
【朗読】wis
※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。