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この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下
- (講談社文庫)
- ナレーター: 比嘉 良介
- 再生時間: 9 時間 7 分
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みはるはみはるで、聖司という婚約者がいながら、何故か野卑とも言える黒木に執着している。黒木が言うには、五歳から大学に入るまでの十三年間、都内の養護施設を渡り歩いていたというが、黒木を見ていると、苦労が必ずしも人を成長させるとは限らない、とみはるは思う。一方で、社内では業績不振も相俟って、他社との合併話が進行していたが、それを巡る社内の政争のあおりを受けて、黒木の後ろ盾である藪本常務の立場が危うくなっていた…。
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ストーリー
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おもしろい部分もありましたが
女性との描写部分について、あまり愉快ではない表現が多いように思いました。読んでいる場合と聴いている場合で違うように感じるのかもわかりませんが、女性蔑視的な描写に聞こえました。たぶん書いた時には、そんな気はなかったのだと思えますが。下巻の読みで明らかに「電話番号」と読むべきところが「電話」となっていた部分が一か所だけありました。聴いてすぐに書けばよかったのですが・・・初めのころだったと思います。
他の方のレビューにあったように、理屈っぽすぎる部分があるというのも納得できます。経済や社会の問題、貧困の問題などがこの小説に必要でしょうか?その内容と性的な描写がとてもちぐはぐに思いました。少し残念に思いました。社会的な問題点を述べるのであれば、それは別に社会問題を述べる書物を書かれる方がよいのではないかと思います。小説で述べることでは無いと思いました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- シミ
- 2017/12/20
聴く読書にハマりそう。
上下巻一気に聴きました。読む読書もいいですが、この朗読というのもとてもシンプルでいいなぁと思います。
効果音や、BGMがないことで、むしろその世界に入り込みやすと思います。実に素敵なラストシーンでした。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- 匿名
- 2023/11/02
何度でもいい!
実本で
二回読んで
今回は
聞きました。
新たな発見がありました。
約15年前の発表ですが
、状況は一層進んで格差はもうアメリカ並みになっています。それでも政治が変わらないのは、やはりこの国の人達の意識だろうと。悲観しかありません。が、この作品に触れて少し前向きになれたかもしれません。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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読み応えありました
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ありがとうございました。
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- 2023/12/19
2023年12月に2011年の本を読む。
これだけ主人公が語る(引用する)話だとは思わなかった.2011年から見た世界を感じて、例えば「湯浅誠の本や」「イーロンマスク登場以前の宇宙開発の話」など面白く思った。時代の変化に驚く。
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