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遠野物語
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 3 時間 26 分
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内容紹介
岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
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柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。
『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。
●収録内容(一部)●
聴耳草紙
田螺長者
一目千両
山神の相談
黄金の臼
尽きぬ銭緡
兄弟淵
上下の河童
淵の主と山伏
黄金の牛
瓢箪の話
蜂聟
蜂のおかげ
樵夫の殿様
窟の女
三人の大力男
鬼婆と小僧
姉のはからい
鬼の豆
箕の輪曲げ
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著者: 柳田 国男
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山間の閉ざされた地で口々に広がり、語り紡がれてきた伝説・伝承は、現代に生きる私たちにも何か大切なことを語りかけてくるようです。
<柳田国男(やなぎだ・くにお)>
1875年、兵庫県生まれ。東京帝国大学卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て、朝日新聞社客員となる。1935年、「民間伝承の会(のち日本民俗学会)」を創始し、日本民俗学を確立する。1951年、文化勲章受賞。1962年没。主な著書に『遠野物語』『海上の道』『妖怪談義』『桃太郎の誕生』『木綿以前の事』他多数。
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遠野物語に寄せられたリスナーの声
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ナレーション
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ストーリー
- 晟
- 2024/03/19
ナレーションが最高
とにかくナレーションが最高に遠野物語に合っている。
文語調の地文を読むのに極めて適したお声で、滑舌も良くスピードもちょうど良い。
読むより楽しい遠野物語があるなんてすごいです。そもそも聞いた話の蒐集が遠野物語であるのを考えたら耳から聞くのもいいですね。
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