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あらすじ・解説

※この作品は原著を要約したものです。 本書はいわゆる「デザイン」の本ではない。だが、デザインの本質について書かれている、きわめて野心的な一冊である。 本書のタイトルにもなっている「デザイン・ドリブン・イノベーション」という概念は、「意味のイノベーション」と言い換えられる。すなわち、「あるプロダクトが、これまでユーザーにどのようなものだと受け止められていたか」という「意味」そのものを更新し、「まったく新しいプロダクト」のありようを提案することが、このイノベーションの核心にある。 日本の白物家電に代表されるように、プロダクトのコモディティ化はどんどん進んでいる。その結果、どの商品を買っても、決定的な機能の差が見られないのが現状だ。「もっとバラエティが豊かなほうが、ユーザーにとっては選びやすいのでは?」と感じているユーザーも多いかもしれない。しかし、これはメーカーがユーザーの意向を無視したからではなく、むしろ市場調査を綿密におこない、ユーザーに寄り添いすぎたために起きている現象だと著者は指摘する。 ある意味、メーカーはユーザーの欲望・市場のニーズに応えすぎているのではないか。ユーザーが本当に望んでいるのは、今まで考えもしなかったような、しかしそれでいてすばらしいと思えるような「提案」なのではないか――「デザイン・ドリブン・イノベーション」という言葉には、そんな問題提起がこめられている。 顧客の声を反映することをずっと追求してきた「近代」のプロダクトに代わる、「現代」のプロダクトのあり方を考えさせてくれる良書だ。(池田 明季哉)
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