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死者と生きる未来
- ナレーター: 大竹 まこと
- 再生時間: 23 分
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真の正義、希望を語る力
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著者: 平川 克美
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江戸時代末期の長編人情噺のうち。 与三郎は無宿人狩りで捕まり、佐渡に島流しになってしまった。金鉱で水汲みをさせられたが、番頭が手をまわしたお陰で、少しはましな荷役に回された。やがて佐渡から島抜けを考えるようになり、雨の強い夜、格子を外し一目散に駆け出した。丸太を組んで筏を作り、海に出れば潮は本土にぶつかるように流れている。与三郎は気が付くと、岸に乗り上げていた。そして、地面が繋がっている江戸へと駆け出した。不可能だと言われていた佐渡から、初めて島抜けをした与三郎であった。
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ「大人の続編」本「わたしがわたし自身を生きる」ために―エンパシー( =意見の異なる相手を理解する知的能力)×アナキズムが融合した新しい思想的地平が
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あらすじ・解説
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死者と生きる未来に寄せられたリスナーの声
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ストーリー
- 匿名
- 2023/03/20
沁みます。
高橋源一郎さんの文章も大竹まことさんのナレーションもとてもすてきで、沁みます。最初と最後のコントラストが印象的です。
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ナレーション
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ストーリー
- るー
- 2023/02/19
過去に触れる痛み
死者や過去への想いと共に生きているという事、歳を重ねたのでよく分かる。
「過去は終わった事」ではあるが、心の中を覗いてみればそこに有り「このまま死んでいくのだろうか」と思ってハッとする。
それでもいいとは思えるが、書いて自分の目に触れさせたらいいのかと感じた。
このストーリーは心の深いところをさすってくれるような感じがした。
著者の想いを伝える丁寧なナレーションもとても良かった。
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ストーリー
- ブン
- 2022/08/11
夏に聴きたい
普段は倍速で聴くオーディブルも、これだけは等速で聴いた。何回も聞いた。大竹さんの読み方も良かった。今に生きる私たちにとって、遠く思える過去の戦争を知ることの意味を教えてくれた。
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ストーリー
- shunyan
- 2018/03/28
霊を慰めることで自分が慰められる感覚の発見
慰霊とは何かについて考えさせられた。
正直冒頭の女子高生とのエピソードとその後の慰霊についての繋がりを、私は感受できなかった。でもそのことが私を批判することはないだろう。感受できない事柄はいたるところにあり、それらは私たちを優しく抱きとめ続けてくれるであろう。
死者を想うことも大事だ。でもそれ以上に、死者の視線を想い、死者とともにその視線の行く先をみることが確かに慰霊のように思われるし、逆に私自身が慰められるような気分になってしまう。
不思議な読後感にさせてくれる本だった。
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